10 クローバーフィールド・レーンのネタバレ感想をお話しします。
前作のクローバー・フィールドhakaisyaを観てから鑑賞したんですが、話は繋がっていなくて世界が一緒って感じ。
そして結論から言うと、きもい生物でてくるのは良かったし次の展開が気になる構成ではあったけれど、中途半端で何が言いたいのかよくわからなかった・・・。
10 クローバーフィールド・レーンの概要・あらすじ
- 監督:ダン・トラクテンバーグ
- 製作年:2016年
- キャスト:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジョン・グッドマン、ジョン・ギャラガー・Jr ほか
そこにはハワードという男性がいて「きみを外の世界から救うため連れてきた」と話す。そこにはエメットという男性もいた。「ハワードの目的は一体何なのか?本当に外は危険なのか?」外に逃げれないミシェルは疑問を抱え怯えながらも、3人で過ごすことに・・・。
10 クローバーフィールド・レーンのネタバレ感想
前作のクローバーフィールドの正式な続編と言うわけではなく、同じ崩壊した世界が舞台のお話といった感じでした。なので登場人物も繋がりはありません。
同じ世界観なら謎の生命体(怪獣?)が出てくるだろうと期待しました。
が、正直、軟禁された生活とその後の謎の生命体との戦いが中途半端すぎてなんだか次の作品へつなげる?的な話って感じでした。いわば、クッション的な話?
「きっと外には謎のエイリアンみたいな生命体が待ち受けている」と思い、最後の最後で出現しましたけど、ちょっとの映像でした。個人的には、不満が募るボリューム。笑。
メインは監禁ドラマっていうか・・。まぁ観ている側としては「外はどうなの?実際どうなの?」という期待感からワクワクしますけど。
で、その生命体がね、前作のクローバーフィールドで出てきたような超巨大な怪物ではなく、小さめ。謎の宇宙船のようなところからほっぽり出された感じで出現。
グロさは増してて、頭が蛇のように長くて口から触手のような気持ち悪いのが出てきましたね。
が、戦い方にもツッコミどころがありまして、その生命体とバトル中に空から宇宙船らしきものが来て毒ガスが噴出。ミシェルは手作りの防護服・酸素マスクをつけますけど「あんなんで防げる!?」とツッコミが私の中で止まりませんでした。
あの毒ガス・・「直接体に撒かれなければ大丈夫なもんなん?」「あの毒ガスの正体は?」とちょっと気になっちゃいましたね。
何が何でもあの女性は助からなくちゃいけない設定だったんでしょうか。
絶体絶命からの奇跡的に助かるパターンはパニック映画ではあるあるなんですけど、それにしても都合が過ぎてしまって。
今回のクローバーフィールドでは、一体何を表現したかったのかがわからず、次にクローバーフィールドパラドックスと言うものがあるので、それにどうつながっていくのかだけ行きたいって言う感じでしょうか。ほんと?素材っていうか接続詞みたいな中そんな感じの作品でしたね。
それともう一つ、監禁おじさんのハワード。
なかなかのブっとんだ性格で、乱暴。外の危険性を伝えたいのかもだけど「もっと彼女に冷静に伝える術はあっただろう」と。
結果としてあのおじさんが言ってる事は正しかったんだけど、だからといってあのおじさんの行動に感謝できるかっていうとできないですよね・・。助けてくれたことありがたいけど、もっと接し方などを考えて欲しかったですよね。しかも最後エメット溶かすし!!
「は!?」って。
って感じで、監禁ストーリーからの最後のプチパニックストーリー。何を伝えたいのか私の感性では理解できず。女性がひたすら逃げる様子を描きたかったのかなぁ・・?