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【評価】エイリアンコヴェナントのネタバレ感想|エイリアンの誕生秘話というより、アンドロイドの暴走って感じ

エイリアンコヴェナントのネタバレ感想 エイリアン・ゾンビ・謎生物

映画「エイリアン・コヴェナント」を鑑賞してきました。

個人的な感想や、これから観る人にむけてお話ししたいと思います。

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エイリアン・コヴェナントのあらすじ

宇宙移住計画を遂行するため、コールドスリープ中の男女2,000人を乗せた宇宙船コヴェナント号は、植民地の惑星に向かって宇宙を航行する。最新型アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)が船の管理を任されていたが、途中で事故が発生。乗組員たちは必死で修復作業に取り組み……。
出典:https://www.cinematoday.jp/

キャスト:マイケル・ファスベンダー、キャサリン・ウォーターストーン、ノオミ・ラパス ほか

監督はリドリー・スコット。エイリアン・コヴェナントはエイリアンシリーズの原点の話を描いた前作「プロメテウス」の続編を描いた内容です。

地球から脱出し、第二の地球を探すため入植者(冬眠している人たち)を乗せたコヴェナント号。

極めて地球に近い惑星からの信号をキャッチし「まずは調査してみよう」と降り立ってみたところ、乗組員が謎の生命体に感染。

体内で得体の知れない生物(エイリアン)が成長し、体を突き破って誕生。高度な身体能力でまわりの乗組員を次々と襲います。

そんな中彼ら乗組員を救ったのがプロメテウスの生き残りデイヴィッド(アンドロイド)。

謎の施設に通され、乗組員は次第に「この惑星やばい」と気づき脱出を試みようとする。

が!!

それを阻むエイリアンたちやデイヴィッドにより、窮地に追いやられていきます・・・。ってお話し。

エイリアン・コヴェナントを観た感想(ネタバレあり)

何を期待するかで面白さって変わってくる作品と思います。

ストーリー展開やグロイ描写、リドリー・スコット監督の世界観、そしてキャスト陣など。

さすが、エイリアンシリーズならではのグロさは継続

エイリアンシリーズといったら当然あの不気味なエイリアンが観たいですよね。ガッツリ出てくれてよかった。

エイリアンが人間を襲うのはもちろんのこと、体内で成長して肉を破って登場するシーンも映像が鮮明で気持ち悪く、エイリアンならではのグロさは健在。

エイリアンって卵から孵化するのだけど、映画の中で人間の体をホストにするシーンが多かったんですよね。

「エイリアンって人間の体の中で育つんだったっけな〜?たまごだけじゃなかったっけ?」とリプリー時代の映像がチラついたのですが、どうやら人間の体の中で育ったほうがより人間らしいエイリアンが登場するっぽい。

確かに船長の体をホストにしたエイリアンはより人間みたいな体格になってたもんなぁ・・。ああやって進化していったのね、と解釈しました。

プロメテウスからのつながり。前作は観ておくべきか

前作のプロメテウスの続編と言われている通り、話は繋がっています。

エリザベスショウ博士の話がちょいちょい出てくるし、今作でディヴィッドも主人公並に活躍しているので。

が!「プロメテウスを観ないとちんぷんかんぷんで全く楽しめない!」ってほどではありません。

現に私はプロメテウスを観ないでコヴェナントを観たので。(そしてまたコヴェナントを2回目鑑賞しました)

リプリー時代のエイリアン、リピリーが戦ってきたエイリアンたちがどう誕生、繁殖していったのかがわかる内容なんだろうなって感覚で観てそれで充分楽しめたんですよね。その時点では。

でもそのあとプロメテウスを観た時に「プロメテウス観たようが面白さが倍増するな」って思ったので、観れるなら観ておいた方が良いって感じ。

そもそものエイリアンの誕生秘話が観れるしそれに加えて人類の起源とか、人間を作ったのが宇宙人という設定っていうのも大変興味深い。

プロメテウスの続編だがエイリアンの誕生秘話ではない

プロメテウスがエイリアンがどう誕生したのか描かれているのに対し、コヴェナントは続編。

今回もまだエイリアンの誕生の謎を描くのかと思いきや、それよりもアンドロイドであるデイヴィッドの暴走という印象が強かったです。

最後の展開でウォルターがデイヴィッドとわかったことで、これは前日談と言われたらそうなんだけど、アンドロイドの暴走だわって。

人間が作ったアンドロイド、そしてそのアンドロイドが創造主と過信?してエイリアンを繁殖、そして人間を襲うという構造。

人間を襲うエイリアン単体はもちろん最強に悪いのだけど、それを陰でサポートしてしまっている存在がいたんだねって。そう解釈しました。

エリザベス・ショウ博士はどうなってるの?

ここはプロメテウスを観たことがある人にお話ししたいんですけど、プロメテウスの主人公だったエリザベス・ショウ博士は既に亡くなった過去の人間として登場しました。

まぁプロメテウス後の世界なんで当然ですね。

事故で亡くなったとデイヴィッドに聞かされていた乗組員でしたが、のちに本当はデイヴィッドの実験台にさせられてしまっていた、ということが発覚する衝撃の末路でした。

マジか・・って感じ。でも何かしらありそうとは期待しちゃってたけど^^;

でもプロメテウスの終盤でディヴィッドのことを助けてあげてたのにね・・なんてこった。

続編がありそうな予感

結末のあの展開。超どんでん返しじゃないですか?

実はあの男性がウォルターじゃなくてデイヴィッドって・・・「せっかくエイリアン撲滅したのにどうしてくれんのよ!?」感。

ディヴィッドって相当やばい奴って思う瞬間だし、自分を神だと思いたいのだろうか。

創造主への欲望なのか、あるいは人類を支配したいのか。アンドロイドってそういう欲求あるの!?

ああ・・・もうね・・

はぁ!?

この一言に尽きる。

それを観ちゃうと「このままで終わらせないでくれ」って思っちゃう。できればリドリー・スコット監督に続編作って欲しい。あの世界観で。

また新たなデイビッドの計画が始まるって感じで、とんでもないことしでかしそうじゃないですか。アンドロイドが暴走したことによりエイリアン・・う〜ん。

余談ですが、吹き替えの声優が豪華

ちょっと主観な話ですが、私が今回エイリアンコベナントを観たいと思った理由の1つは、日本語吹き替え版の声優の人たちが豪華だったから。

置鮎龍太郎さん、森川智之さんが好きでして^^;

たぶん声優の方々に詳しい人はわかるはず笑

普段洋画は絶対に字幕を観るのですが、今回ばかりは声優さん目的で吹き替え版にしちゃいました。

それにこういう話題の映画の吹き替えは、売れている芸能人が担当することがあるのですが(私はそれに否定的)、今回はプロの声優陣。

別に芸能人を批判したいわけではないのですが、やっぱりプロでやっている人のほうが違和感を感じさせないし映画を純粋に楽しませてくれる気がして

だから安心して観ることができました。

ということで吹き替え版もおすすめです。

まとめ

エイリアンコヴェナントはシリーズ前作を観ていなくても楽しめるっちゃ楽しめる作品でした。

でもストーリー展開をちゃんと理解したいって人はプロメテウスを観てからのほうが確実により楽しめます。

いや〜コヴェナントの続編、期待しちゃうな〜〜!!!

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