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「コーダあいのうた」を観て家族との関係性を改めて思う【ネタバレ感想】

コーダあいのうたの感想 ドラマ
(C)2020 VENDOME PICTURES LLC, PATHE FILMS

2022年の第94回アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚色賞を受賞した事で話題の「CODA(コーダ)あいのうた」を鑑賞。

いや〜綺麗にまとまって、感動しました。前半までムカムカしながら観ちゃったけど、無事回収。

と同時に、家族との関わり方について改めて思っちゃいましたわよ(家族であっても村長は大事よね〜っていう自分語り)

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コーダあいのうたの概要・あらすじ

  • 監督:シアン・ヘダー
  • 製作年:2021年
  • キャスト:エミリア・ジョーンズ、トロイ・コッツァー、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラント、エウヘニオ・デルベス ほか
耳の聞こえない家族と暮らす高校生のルビーは家族の中で1人だけ耳が聞こえていた。幼少期から家族の通訳者として、家業の漁業も手伝う日々を過ごしていた。そんな中、ルビーは合唱クラブに入部。顧問の先生の後押しで名門音楽大学の受験を考えるようになったが、 家族は娘の才能に懐疑的で時期が悪いと否定。ルビーは自分の夢を捨てて家族を支えようとするのだが・・。
※2014年の映画「エール!」のリメイクです。

コーダあいのうたのネタバレ感想


コーダ あいのうた(字幕版)

娘ルビーの境遇が可愛そう…から始まる

いやあああああああああ、ぶっちゃけ前半は心底ムカムカしながら観ちゃいました。

ルビーいろいろ背負いすぎ。

そしゃしょうがないんだけどさ〜、家族も耳が聞こえない以上、娘の歌声の才能に気づけないってのもわかる。

でも完全に通訳者って立ち位置ですよねぇ。

いくら自分が耳が聞こえるからといって、あそこまで頼らなくてもよくない?だって、ゆーてもまだ学生ですよ!?だし、学校生活も、勉強だってあるのに早朝から、一緒に船に乗ってなんて、体崩すでしょうよ。必要だからと言って頼りすぎでしょうと。娘の気持ちを考えれないのかと。

そんな感じイライラしっぱなしでこの感情どこにぶつけらいいのか、この後きっちり回収してくれるんか!?と思いながら観続けたわけですよ。

ただ、ルビーの親に対する苛立ちの表情はめっちゃ良かった。てかいつもルビー怒ってて、その表情がすっごい魅力的だった。「はあ!?」って顔いつもするんですよ。

親が心を入れ替える

親が途中で、心を入れ替えてくれてよかったですよ。もし心入れ替えてくれなかったら、見ているこっちはイライラしっぱなしで消化できなかったし胸糞確定になっているとこでした。

トラックの荷台で、娘が歌うときに首を抑えて振動から音を感じようとしていたあのシーンは、本当に感動的でした。父ちゃん、娘が歌が好きなんて知らなかったですもんねきっと。

たぶん多くの人がこのシーンで涙することでしょうよ。

さらにはもう一個感動シーンが用意されていました。それはバークレー大学の試験で審査員の前で歌った時ですね。

家族が二階席にいて、耳の聞こえない家族のために手話をして自分の歌声を届けるあのシーン。感動的でした。

しかもその時の娘の表情がまたすごく良かったですね。

あの演技に感動した人は私だけじゃないはず。一度帰った先生がまた戻ってくるシーンはちょっと都合よすぎる感じはしましたけど、あの先生もすごくいいキャラでした。

あーゆータイプ先生ってたまにいますよね。私の学校にもいたなぁと思いました。妙に熱血というか。良い人には違いないんだけど。

そして最後は、バークレー大学への合格の流れ。ここからはもう予想していた通りの展開って感じ。そして最後親元を離れる切なく悲しい別れのシーン。

きれいにまとまっていたと思いますね。

ちなみに・・・娘の歌声、ぶっちゃけ物足りなさもあったんですよ。もっとダイナミックに演出しても良かったんじゃ?って。

でも今振り返って思うのは、あれはあれでよかったのかもしれない。もし娘の歌声をもっとゴージャスにダイナミックに音量上げたり表現していたら、それはそれでなんか映画の趣旨からズレそうですし。

たらればの話なんですけど。それに娘の歌声の凄さを表現したい映画ではないですしね。

親と子、家族の関わり合いかた

耳の聞こえる、聞こえないとは関係なしに、家族との関わり合い方について思うことをお話しします

なんで前半あんなにムカムカしていたかというと、親や家族が原因で夢とかやりたいことを諦める映像を観るのが個人的に好きじゃないんです。

ルビーは生まれてからこの方、自分が家族のために通訳をしながら育ってきたから通訳するのが当たり前で、もしかしたら義務だと思うかもしれない。極端な話を言うと自分が自由に生きることへの罪悪感も抱く可能性だってあるわけで。

親も親で、どうして娘の気持ちをあそこまで考えられないんだろうと思うと、やっぱり家族だから頼れてしまう、家族だから押し付けられるって言う部分があるんじゃないかなぁと思いました。

他人に押し付けられないことも、家族だからちょっと無理強いしてもいいやって押し付けられたりするじゃないですか。

それがお互いプラスになっているんだったらまだいいけど、そうじゃないことが多いですよね。多少億劫でもさ、「家族だから」が言い訳になる。

子供は子供で、ある程度の年齢までは親の支配下にあるわけだし、ましてやこの映画の中では親が子供を頼るってわけですからね。バッサリ断るにも根気が必要。親がもっとやばい人だったらまだキッパリ断れただろうに。ルビーきっと愛されて育ってきたし、確かに愛がある家庭だから、余計むげにできないっていうか。

そう、家族愛(ってか情?)ってこういうところで厄介になるんですよね。それがあるから自分の意思を伝え切れないっていう状況。

ルビーが「自分は歌が好きなんだ!!」って意思を伝えたけど、でもタイミングよく仕事がやばくなって、結果として家を手伝うという自己犠牲を選んでしまった。

そしてママに慰められるってか抱きしめられているシーン。内心私は「おいおいおい!そこはママがもっと娘に寄り添わないとでしょう??」と一瞬イラっとしてしまいました。

でもルビーもママの言葉聞いて嬉しそうだったわけで。ママは偉大なのよね・・。まぁ、だからこそ親側がわかってほしかったんだけどね・・・たとえ娘の才能があってもなくても娘の「今やりたい!」って気持ちは尊重してほしいものです。

家族だからって自分が縛られて窮屈になるなんて本末転倒だと私は思うんですよ。家族だからこそ(近すぎるから)お互いを尊重という名の愛を大切にしないとと思うんですよね。(理想論に近いかもしれませんが)

結果として親が娘の意思を尊重という流れになって、こちらもイライラが消化されて(笑)良かったけれど、親と子について改めて考えちゃいましたね。頼ること頼られること。

 

そんな感じですね〜

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