先日、新蘭・コ蘭のラブ要素回を紹介しましたが、今回は切ない回を厳選。
今回はアニメ名探偵コナンの泣ける回(切ないって意味の泣ける回)を厳選しました。
いわゆる、犯人の動機や結末が辛すぎたり、故人の想いが切ないものだったり、そういう系。
30オーバーの私、涙もろくなったってのもあるし、人によっては「これ切ない?泣ける?」と思うものもあるかも。でもそこは許して!
※ネタバレは、肝心な部分のみ伏せます。犯人の名前など。
これは泣く。名探偵コナンの泣ける回を厳選
アニメ公開順に紹介します。
あらすじを超ザックリと説明した上で、泣けるポイントをお話ししますね。
シーズン1 第11話 ピアノソナタ「月光」殺人事件
まずはこの作品を紹介せずにはいられません。ピアノソナタ月光殺人事件。
コナン好きにとっては耳タコかもですが・・・。
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— 江戸川コナン (@conan_file) January 23, 2020
12年前に亡くなったはずのピアニストから月影島に招待されたコナン一行。しかしその島で次々と殺人事件が起こってしまう。遺体の付近にはベートーベンの楽譜「月光」が遺され、人々は「呪いだ」と恐怖を抱くように。
ボクたちを呼び出した依頼人は、12年前に死んだはずのピアニストだった…。
アニメ放送1000回を記念して、伝説の“神回”が蘇る!コナン史に残る伝説回を最新の制作陣&スタッフ&技術で新たに制作!
TVアニメ『名探偵コナン』「ピアノソナタ『月光』殺人事件(前編)」
3月6日(土)よる6:00放送! pic.twitter.com/k1Gnq6tPhw— 江戸川コナン (@conan_file) March 5, 2021
これ、あまりの神回・人気回のせいか(!?)アニメ第1000話記念で、第1000話が同じピアノソナタ「月光」殺事件だったんですよね。
話やストーリは同じですが、作画がまるで違う。
神回が1000話として放送されるぞーー!!ということでTwitter界隈でもこれかなり話題になっていましたよね。
先ほども言っちゃいましたけど、ピアノソナタはコナンが唯一犯人を死なせてしまったすごく切ない超神回すぎて、耳タコですよね。(でも泣けるポイントを紹介させてください)
推理をして犯人を突き止めるということは、同時に犯人を追い詰めることにつながります。
真相を暴くということは、常に犯人の自死を頭の片隅に置いておかないといけない。
探偵にもそれなりの心の負担が伴うものなんですよね。
コナンがこの時どういう心情だったのかは分かりません。
事件解決を大優先にしていたのか、犯人の心情をどこまで読み取っていたかは想像の域を超えません。
ただ、この事件の後に、この事件が思い出すような描写が度々現れることを踏まえると、この時はコナンは事件解決のことだけを考えていたあまり、犯人の心情まで汲みとれなかった、ということではないかな・・・なんて思ったり。
その後、第77・78話の名家連続変死事件(前編・後編)でコナンが服部に「お前 人殺しちまったことあるか?」と聞いたり、「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は、殺人者と変わらねーよ」と発言しているし。
これはピアノソナタの件が影響しているんですよね。
私がこのストーリーで感極まったり、泣けると思うのは、ピアノソナタのメロディーがまず感傷的だし、最後に犯人にコナンがぶん投げられる時に流れる音色。この要素でグっときます。
あの音色というメッセージ・・・・
泣くかどうか人によります。泣けると初回している人もいれば、神回とだけ紹介している人もいます。
ただちょっと思ったことがあって、最後コナンが吹っ飛ばされた直後、戻ろうとしたコナンを蘭が止めますよね。そのあともう少し間を置いて欲しかった・・・
もっと蘭を振り解くようなそぶりをしたりとか、あの余韻をもっと長くしていたら、さらに切ないシーンになっていたんじゃないかなって思いました
(すみません、たらればの話ですが・・・)
ちなみにピアノソナタ月光殺人事件はのちの、名家連続変死事件(シーズン2 第77〜78話)と浪速の連続殺人事件(シーズン3 第1118話)の服部に影響を与えています。
名家連続変死事件ではコナンから「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は殺人者と変わらねーよ」と言われます。
難波の連続殺人事件ではそのコナンのセリフが服部の脳裏をよぎるんです。
そして犯人の自殺を止めたんですよ。コナン(新一)の信念が服部に受け継がれたということを表しているんですよね。
さらには蘭にまで。
ちなみにコナン(新一)のその「犯人を死なせない」という信念は蘭にも伝わってて、探偵事務所籠城事件(シーズン17 第648〜659話)で蘭が「新一なら死なせたりしない」と発言しています。
シーズン2 第84話・85話 スキーロッジ殺人事件
長野のスキー場に遊びに来ていた蘭、園子、コナンは、同僚と共にスキー旅行に来ていた蘭の小学校時代の担任、米原晃子らと再会する。そこで園子と米原が次々と何者かに襲われ、疑われていた人物が遺体となって発見されてしまう。
この作品はなんといっても最後の蘭の推理後半と、エンディングです。
大きなネタバレは防ぎますが、蘭と新一の連携プレー、真犯人がわかった時の蘭のあの表情、さらに最後のコナンに泣きつくあの姿。
これはハンカチ必須なシーンだと思いますね。マジで泣ける。先ほど紹介したピアノソナタの比にならないくらい泣ける。
私はもう何度も観たのに、いまだにウルっときてしまいますもん。
たぶん、蘭に対して感情移入しちゃっているんだと思います。
「もし自分だったらあれ辛いだろうな・・・」って思うと余計泣けちゃうんですよ、あれ。
シーズン4 第166話〜第168話 鳥取クモ屋敷の怪
山中でガス欠になり、途方に暮れていた服部と和葉、そして偶然出会った写真家のロバート。
そこへ偶然、毛利小五郎・蘭・コナンを乗せた車が通り、みんなを乗せ目的地の武田家へ。
そして蜘蛛糸のようなものに絡まれた遺体が発見され、平時はコナンとともに事件の捜査を始める。
これ犯人にとてつもなく同情してしまう回。
ある勘違いでとんでもないことをしてしまったんですよ・・・
犯人が最後パトカーの中でつぶやいていたセリフは何度聞いても辛いです。
これは本当に辛すぎる。勘違いから生まれた悲劇すぎる・・・
ここが1番の泣きどころ・・・なんですが、その前のシーンで推理中の服部とコナンの姿もとっても印象的でした。
推理後半で服部が「和葉をあんなことせんでもええやろ」的なセリフを犯人に対して言うんですね。
それに犯人が「誰がどうなっても良かった」って言い返すんですよ。
それにカチンときた服部がある事実を言ってしまうんです(犯人に言わなくてもいいこと)。その瞬間にコナンは心で「よせ服部」て言うんです。
” 推理で犯人を追い詰めてはいけない ”
私はコナンの頭にピアノソナタの事件が根付いているからあの反応をしたんじゃないかなって思っています。
あのシーンはもうめっちゃ心にグっときました。
シーズン4 第170話・第171話 暗闇の中の死角
蘭の高校に勤めている新出先生の父・義輝医師に招待され、小五郎たちは食事をしに新出家へ行くことに。そこで突如ブレーカーが落ち、新出義輝医師が浴室で遺体となって発見される。
コナンが、人を守るために偽証を提案するレア回。
(もうこの時点で思い出してきてしまってウルっときてしまう・・・泣)
犯人と違う人が、犯人の策によって殺人を犯してしまうんですよ・・・。
そんな事実をその人が知ってしまったら・・一生心に傷を負う。
それを考慮したコナンが犯人に提案するんですよ。
私はこのコナンの”人を想う気持ち”、どこかでやっぱりピアノソナタの件があるからなんじゃないかなって思っちゃう(私がそう思いたいだけかもだけど)
人を想うコナンの心に、グっとくるものがありますね。
最後に
個人的に「これは泣く」な神回を厳選して紹介しました。
泣けるかどうかって感性の問題もあるので人によっては泣かない回も含まれていたかもですが、どれもめっちゃ切なく心にグサっと突き刺さるものがあります。
観たことなかったり、久しく観ていないな〜って人はぜひ観て観てくださいね。
※随時更新しています。
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