観たら絶対に後悔する人体改造がテーマの映画を紹介
正直にいうと面白い・・おすすめ・・まではいきませんが、気持ち悪い世界観はしっかりと味わえます。
さくっとあらすじを紹介したあとに私の感想をお話しさせてもらいます。
人間の狂気を感じる。人体改造がテーマの映画
ネタバレはちょっとしてしまい・・ますのでそれでもいいよ!って人は呼んでください。
※結末の大事な部分は伏せます・・・!!!
ムカデ人間
シャム双生児の分離手術を行ったヨーゼフ・ハイター博士は、人間の口と肛門を繋げるおぞましい改造「ムカデ人間」を製作したいと考えていた。そして被験者となる3人を捕まえ、願望だった「ムカデ人間」を作るのだが・・・。
まずびっくりしたのが、なんと日本人が出演していたということです。
しかも海外作品にありがちな日本語がカタコトじゃなくて、まじで流暢な日本語だった。関西弁で、なんか自然な日本語を海外の作品で聞けるなんてちょっと新鮮でした。
そしてストーリー的には、まぁしっかり気持ち悪いんだけど(想像したくないけど想像しちゃうよね・・あのごめんよぉ・・ってシーンとか)警察官のシーンはちょっと突っ込みどころあったな・・。
あんな終わり方はインパクトなさすぎというか。呆気なさすぎる。ここをもっと凝って欲しかった(ないものねだり)
それにムカデ人間のあの縫合部分。絶妙な位置で包帯で隠れててそれがなんかなーって。
設定が最高に気持ち悪いからさ、できれば縫合部分も特殊メイク駆使してしっかり映してほしかったなって。そうすれば惨さがより伝わるでしょ。
でもやりすぎると映画館で気絶しそうな人もいそうだし・・あれが限界なのかな。
そして最後にあの女性よ!!!あの女性・・どうなるの・・??不完全燃焼です。
ムカデ人間2に続くわけでもないし。2やるならあの女性のその後を描いて欲しかった・・・
と私はこの映画にそこまで満足しなかったんだけど、ムカデ人間は唯一無二の設定って感じだし気持ち悪さはしっかり出ているから好きな人は好きと思う。
Mr.タスク
米国人ポッドキャスターの青年ウォレスが、とあるユーチューバーに会うためカナダの地方へ向かう。そこで出会ったとある老人に、なんと怪奇的にセイウチに改造させられてしまう。
これね、まず言いたいのが、キャストについて。
映画そのもののストーリーっていうか、キャストにびっくりしたんですよね。
是非とも事前にキャストを調べないで観て欲しい。
意外な大物俳優が出てるから・・笑
※オスメント君の方じゃないよ。
で、話はというと、正直多くの人が「B級映画だな・・」と感じると思います。
私も若干思いました。
人間がセイウチに改造されてしまうんですが、その光景ってまず見慣れていないし意外すぎて脳がバグってコミカルに映ってしまうんですよね。
アニメっていうかギャグの世界!?みたいな。
それに、おぞましいことをされていると分かっていても、見た目がチャーミングな風貌なんでそれも相まってクスっと笑ってしまうんです。
あれがもっとグロテスクだったらまだ良かった。目元や体ももっと痛々しくて、いかにも人間がむりくりセイウチのように皮膚を継ぎ接ぎされてたらまた印象が違ったと思います。
もしこの映画がホラーやヒューマンドラマにしたかったのならそうすべきだったのでは・・って。
でも某映画サイトでコメディに分類されてたし、実際「コメディって感じでまじ笑った」って感想コメントも多いし、観る人によってかなり感想がバラけてた。
監督はどう撮りたかったのかは最後までわからなかったですね。でも私はこの映画はシリアスに映りましたよ。
あの人面セイウチはクスっと笑ってしまったけど、ミスタータスクの語りがまじで1冊の男の半生を描いた本を読んでいるかのようなしっかりとした内容で、聴き入ってしまった。
ここで感情が混乱する人も多いようだけど。いったいこの映画は笑える映画なのか、シリアスでグロイ映画なのか、ってね。
そして最後、人間の機能を奪われた彼だけど、あの最後はちょっと辛いわよ・・と思ってしまった。
この映画がコメディに映るか、シリアスなヒューマンドラマに映るか、是非あなたの感性で確かめてみてください。
どちらにせよ人間をセイウチに改造という悪趣味な内容の映画に変わりはありませんが。
まとめ
どれも悪趣味というか、うわーーー・・・
って思う気持ち悪い映画なんてとてもじゃないけど「おすすめ!」なんて言えませんが、でもたまには観たくなる時ってあるじゃないですか。
ですんで、そういった時は観てみてください。
とことん気持ち悪い感覚に浸ってみてください。
私はもうお腹いっぱいです。