底知れぬ愛の闇のネタバレ感想します。
結論から言うと、ベンアフレックが出ているからなーんか期待して観たけれど、結果は今ひとつ。
あっと驚く展開もなければ新鮮な要素も特になく。こちらが予想した通りの展開でした。
ただただ奥さん役のアナ・デ・アルマスが美しい・・・で終わりました。
底知れぬ愛の闇の概要・あらすじ
- 監督:エイドリアン・ライン
- 製作年:2022年
- キャスト:アナ・デ・アルマス、ベン・アフレック、レイチェル・ブランチャード、トレイシー・レッツ ほか
あらすじ
メリンダとヴィックは娘と3人で裕福な生活をしていた。しかしメリンダは自由奔放で恋多き女な様子。遊び歩き、別の男と関係をつくっていた。一方ヴィックは妻の行動を知り嫉妬するが平然を保っていた。しかし、次から次へとメリンダの遊び相手が不可解な失踪を遂げる。ヴィックを疑うメリンダだったが・・。
底知れぬ愛の闇のネタバレ感想
まず、この夫婦に “共感ができない” からスタート。深く歪んだ夫婦の愛
まずこの夫婦の関係について。
メリンダの行動には同じ女性として共感が持てません。なので感情移入も全くできないところからスタートしました。
ただ、メリンダがあまりにも美しくて、世の男性が放って置かないと言う事はわかる。
でも旦那が見ている前で平然と別の男と楽しんでいる姿を見せ付ける姿は、やっぱりよくわからないです。
加えて旦那もそんな妻の行動を知っているのにいつもポーカーフェイス。心の中ではメラメラに嫉妬心が燃えているでしょうけど、平然なのが逆に不気味で共感ができませんでした。
まぁ、怒り狂うのは違いますが、何もしないのもおかしい。
この夫婦の間に一体何があるんだろう・・?と疑問に思いつつ、結末への大きな事実や真実、あっと驚く展開があるのではないかと期待しながら観ました。
そいやお互いの性生活を干渉しないカップルって、アマプラのドラマソウルメイトにもそんな物語ありましたね。(面白いからおすすめ)
結末に大きな捻りを期待したものの
前述したように、まぁこの2人にはきっと何かあるのだろうよ・・過去に何かあったとか!という、こちらが想像しないまさに “愛の闇” を見れるのかと思ったんです。
が!なんとこちらの予想通り、旦那が実は嫉妬心ベラベラでメリンダの男性を次々と葬っていたという結末!
正直、これ拍子抜けしちゃった人多いんじゃないでしょうか?
最初からこちらは “失踪したメリンダの男たちは旦那がどうにかしちゃったんじゃないか?” っていうのがわかるようなシーンの数々だったから、予想できちゃってましたよね?
でもそれでも、このあと何かが、と期待したのに予想通り。
唯一驚いたのは、妻が旦那の殺人の証拠を燃やしてしまったところ。
妻、あんなにヒステリー起こして旦那を責めまくってわりには証拠燃やすんかい!っていう。
旦那を徹底的に責めると思いきや・・・あの行動だったのでここはプチ予想を裏切られました。妻の旦那への愛の闇を感じました。
男性に自由奔放に遊びまわっているそんなキャラかと思いきや、妻の方が人間らしいと思いきや、妻にもそこそこ闇があるなと思いました。
今の生活を破綻させたくないために闇に葬ったのか、一線を超えた旦那の愛が心地よいのか。どちらにせよ闇を感じます。歪んだ愛と言いますか。
あそうそう、旦那が妻の遊び相手トニーを川の底に沈めているシーンあったんだけど、都合よくドンが現れましたね。私、そういう都合の良い展開気になっちゃうんですよね笑
あの川場って、彼らにとってお散歩コースだったりよく来る場所って設定だったらまだいいんですけど、結構車を走らせてやってくるような場所なんですね。
それなのにあんな都合よくドン登場!?って突っ込みたくなってしもた笑
そして最後は事故を起こしてしまうと言うオチ。うーん、ここも微妙だなって。
物語に対して、たいして深みはなかった
ということでラストの結末で大きなひねりもなかったので、物語としては読めてしまっていた部分が大きく、深みは感じませんでしたね。
“底知れぬ愛の闇” というタイトルで、どれだけ愛の闇が描かれているのか期待したものですが、遊び人の妻に嫉妬心メラメラで浮気相手を殺めてしまった分かり切ったストーリーで終わっちゃいました。
もっと深みが欲しかったですよ〜!
まぁ、妻の美貌を終始拝めたのはよかったけれどもー;