今回は映画「ドクターストレンジ」について。
アメコミ(アメリカンコミック)などヒーローものは苦手だったのですが、喰わず嫌い的な感じだったので思い切って観てみました。
ネタバレ感想をお話ししますね。
映画ドクターストレンジの概要・あらすじ
概要
監督 | スコット・デリクソン |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2016年 |
原題 | Doctor Strange |
上映時間 | 115分 |
ジャンル | アクション |
キャスト | ベネディクト・カンバーバッチキ、ウェテル・イジョフォー、レイチェル・マクアダムス ほか |
あらすじ
天才的な技術を誇るが傲慢な性格だけが欠点の神経外科医スティーブン・ストレンジは、不慮の事故で両手の機能を失い、築いてきたキャリアの全てが崩壊する。手の治療と失われた人生を取り戻すため、あらゆる手段を模索するストレンジは、やがて神秘に満ちた魔術の力へとたどり着く。魔術の修行に励むストレンジは、強大な敵との戦いに巻き込まれていき、医師として相手を傷つけることに苦悩し、外科医に戻るか最強の魔術師として戦う道に進むかの選択を迫られる。
出典:http://eiga.com/
超デキる外科医が故に傲慢になり、たくさんの敵をつくってきたストレンジ。
そんな彼に罰が当たったかのように不慮の事故が襲い、外科として働けないほどの大怪我を負ってしまうんです。
失意のどん底に陥ったストレンジは藁をもすがる思いである場所で修行を重ね、そして魔術を身につけるようになります。
が!その場所や師匠達には様々な事情があり、ストレンジはそれに巻き込まれてしまうんですね〜。
最終的に、世界を救うために自分を捨て魔術師になっていくというそんなストーリー!
ドクターストレンジのネタバレ感想
映像の美しさ
CGのクオリティが半端なくすごいです。魅せてくれますね〜一瞬クリストファー・ノーランのインセプションを思い出しましたよ。
建物が動いたり崩れたり、そしてその崩れ方が巧みで目で追うの大変。思わず首が動いてしまうほど。
3D映像を見慣れている人もこの映像には驚くのでは?と思いました。
ドルマムゥ:「お前は絶対に勝てない」#ドクターストレンジ:
「それでも、負けることはできる。
何度も、何度も、何度も。
永遠に負けてやる…逃げられないぞ。」#みんなで観ようアベンジャーズ #ドクターストレンジ #日テレ pic.twitter.com/B16vyRg4jx— マーベル・スタジオ[公式] (@MarvelStudios_J) May 17, 2019
空飛ぶシーンは若干が違和感あったけど。
もともと「映像がすごい」ってのは聞いてたのですが、想像以上にすごかったので劇場で観れてよかったと思いました。
ところどころクスっと笑えるコミカル要素も
これがアメコミの良さ?なのかわかりませんが、ちょいちょいクスっと笑えるシーンがあるんです。
ドクターストレンジが身にまとっている赤いマント。マント自体が生きている設定で可愛いそぶりをしてくれます。
あと、書籍庫の番人ウォンだったかな?が、ビヨンセの曲聞くシーンがシュールすぎて爆笑w
マーベル(アメコミ)が苦手でも楽しめるストーリー
私がそうだったのですが、マーベル作品はこのドクターストレンジが初めて。
もともとアメコミ系が苦手だったんですけど、普通に楽しめました。
たぶんキャスト陣の演技の素晴らしさ、映像がすごすぎてそれでカバーされてたのかもしれませんけど、スーパーヒーロー!感が薄かったからなのかもしれません。ゴリゴリのヒーロー物語が苦手なので。
なんせもとは外科医ですし。一度挫折を経験してって人間らしい過去があったのも良かった。
マッツさま降臨
個人的な感想ですがマッツ・ミケルセンが適役で出ているのアツイ。しかも衣装と髪型ドえらくかっこいいし。
あの甘いマスクがいかつくドンチャン戦うギャップにやられてしまいました。意外性、たまらん。
ファンはきっと心の中で「マッツさま・・」と思ったはず。
ツッコミどころも
終盤ちょっと突っ込みどころ満載なシーンがありました。
敵の更に上の得体の知れない敵との取引を行うシーン
え、そんなんで受け入れるの?それでいいの!?ポカン・・あっけらかん・・みたいな。
それから戦いによって受けた傷は魔術では治らないんですね。そういう設定なのね・・。
で、病院で手術するわけなんですが「傷って魔術でシュッと治せないの?」って思っちゃいました。魔術も万能ではないということか?
全て魔術を使えてしまうと物語として面白くないのか?
というかそもそもアメコミに対して細部の設定を突っ込んではいけないのかも。伝えたいこと、感じてほしいとこはそこじゃないでしょうし。(でも気になってしまった)
エンドロールも見逃せない
エンディングが終わった後にシーンが続くやつ、実はこういうの期待しちゃうタイプ。
名探偵コナンを思い出しちゃった。
あのシーンを見て「え?続く系?」って思ったらやっぱり続く展開だったけど(続編発表あったから)、エンドロール観ないで劇場を退室しちゃう人もいるからこれ気づかなかった人いくらかいそう・・。
まとめ
ということで、アメコミ嫌いな私がドクターストレンジを観たわけですが、登場キャストの影響もあり、映像の美しさもあり、まぁそこそこ楽しめました。