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AI社会への警告と近未来ディストピア。映画イーグル・アイは人間の自由や安全について考えるきっかけにはなる

イーグルアイのネタバレ感想 アクション

今回は、映画「イーグルアイ」について。

いわゆるAIが暴走しちゃう系のストーリーなんですが、カメラワークの良さとAIに人間の心っぽさが滲み出てて少し面白いのです。

ガッツリAI系の内容ではあるのですが、アクションが多めなので、アクション好きな人にもおすすめかなって思います。

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イーグル・アイについて

概要

監督 D・J・カルーソー
製作国 アメリカ
製作年 2008年
原題 Eagle Eye
上映時間 118分
ジャンル  アクション、サスペンス
キャスト シャイア・ラブーフ、ミシェル・モナハン、ロザリオ・ドーソン ほか

あらすじ

「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ主演のアクション・サスペンス。謎の女によって常に監視され、電話で命じるままに操られるハメになる男女の姿をスリリングに描く。共演に「近距離恋愛」のミシェル・モナハン。監督は「ディスタービア」のD・J・カルーソー。ごく平凡な青年ジェリーが実家から自宅のアパートに戻ってみると、そこに身に覚えのない大量の銃器が置かれていた。そして、携帯に女の声で“30秒後にFBIがやって来る。すぐに逃げろ”と謎の警告が。その言葉通り、FBIが現われ、訳も分からないまま拘束されるジェリー。一方、最愛の息子を人質にとられたレイチェルもまた、同じ声の主が命じる不可解な指示に従わされていた…。
出典:http://shop.tsutaya.co.jp/

イーグルアイはごくごく普通の人間が人工知能に言われるがまま操られていくサマを描いたもの。

主人公たちに突然かかってくる電話の声「アリア」はアメリカ国防総省に設置された超巨大な人工知能。

世界中のあらゆるインフラに進入できる人工知能でインターネットや防犯カメラ、通話内容などすべて監視し、自由自在に操ります。

人間の行動はすべて監視され、次第に人間も人工知能に従っていくようになるんです。

そんなアリアがある正義感のために政府を罰しようと企み主人公たちを巻き込んで暴走を始めるんです。

アリアの命令は絶対で背く人間は容赦なく殺してしまいます。

容赦しません。

ちなみスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮です。これすごく期待感高まりません?私だけ?

イーグル・アイのネタバレ感想

物語が進んでいくテンポ感が心地いい

話の進み方がちょうどいいのです。

映画前半からわけわからん入金&謎の荷物が届いてFBIに捕まるもアリアの手助けで逃亡成功。

そしてごく普通の母親レイチェル(ミシェル・モナハン)もアリアから連絡が来て彼女の支配下に置かれる。

からのアクションシーンまでの展開が早くいろいろ都合良すぎるでしょって感じのが多いんですが、アリアの存在を考えると都合が良いのも納得。

彼女、先を読んでますからね。

例えばアクションシーンの短時間で車やクレーンが動いたりと展開が早いのもこれもアリアが先を読んで動かしたと考えればこの映画の中では自然なこと。

また、ジェリーとレイチェルの出会いもタイミング良すぎでしょ!とは思うけどアリアに導かれてたと考えるとこれも自然なことなんですよね。

こんな感じで進んでいくので、違和感なくサクサク進んでくれるから心地よいな〜と思いました。

ちなみにアクションシーンは人対人のアクションではなく、車や電車、空港など規模が大きくて見応え抜群だし、アリアに導かれれば死なないだろうけどでも危険な行為に変わりはないから観ているこっちはハラハラ感極まりない。

(映画化館で観たかった…)

人工知能「アリア」目線の映像が見えるのが面白い

主人公だけを映しているわけではなく、アリア目線の映像(おそらく)もちょくちょく出ているのが興味深いです。

例えば監視カメラに映った人の映像、そこに映ったFAXの文字等、「これってアリアがこの映像を見ているってことだよね」と私は捉えたので、電気が通っている物にならなんでも潜り込めるなんて、強すぎでしょ!笑 って思ったのでした。

なんでも操作できるってことだから、ある意味とんでもなく怖いのですが。

FBIの心情の変化に安堵感

ジェリーとレイチェルを追いまくっているFBI。

FBIも次第に「主人公の2人は悪いやつかと思ってたけど本当は良い奴なんじゃないんじゃないか?おい・・なにがどーなってんだ?」と困惑してくる。

そりゃ冷静に考えるとおかしいこと増えていってますもんね。

観ているこっちはジェリーとレイチェルが悪ではないということをわかっているし善だと思っているからFBIが心変わりしていく様は観ていて嫌じゃない。

むしろ「そうそう。彼らは悪くない、やっとFBIが気付いてくれた・・・・♪」ってちょっと安堵感にも浸りました。

人工知能アリアの誘導の仕方が面白い

この映画の面白さは他にもあってアリアがジェリーとレイチェルを誘導するやり方。

逃走しているときに彼女はジェリーたちの目につく液晶掲示板にメッセージを送ったり、信号機の色を変えたり。

「あと何キロで突進すれば事故らず行けるわ大丈夫」と先を読んで警告してくれたりもする。

全世界のインフラに入り込めば、ありとあらゆる公共のシステムに簡単に操作できてしまうってことなんだろうけど、「アリア、あんたそんなとこまで潜り込めるのね!?」とたまに驚かされます。

意外性があって面白いです。

カメラワークが素晴らしくてジェットコースター気分

空港の荷物が運ばれるレーン上で逃走するシーン。ベルトコンベアーみたいなやつ。

主人公たちが逃げ切れるようにレーンをうまい具合に動かすのですが、あれ好きです。映像として単純に面白い。

「あああぶつかる〜!!」と思ったらグイっとレーンを動かしてくれる。映し方がうますぎるので観ているこっちがジェットコースター乗っているような気分になるなと。

やっぱり映画館で観たかったなと再度思いました笑

主導権をAIに握らせてはいけない

イーグルアイ観てて思ったんですよね。

私がDVDで観たのは2010年とかだったんですけど、当時は「こんなんありえないだろうな~ザ・映画って感じ」程度の気持ちでした。

でもいま改めて観ると、今後AI業界で懸念すべき1つなのではって気持ちになってたんですよね。

さすがにイーグルアイみたいな暴走は現実味ないですが、AIに主導権を握られる可能性はゼロではない、というか。(考えすぎ?)

AIを作り出したのが人間なら、人間の支配下にいないとダメだし人間しか操作できないという制限は絶対設けないといけないだろうなって。

AIって学習機能があるのでどんどん成長し、それと同時に私たちの生活を豊かにしてくれるのですが、それ以上を超えてはいけない。

便利さだったり、AIがあるから私たちの安全が保たれるというのも、そう遠くはない未来でやってきそう。

それには私たちのありとあらゆるものが監視されているということが引き換えとなるわけで。

そこに自由はあるのでしょうかね。

AIって感情は持たないけど、学習しまくる先って人間の脳では想定できなくないですか?未知数というか。そこが怖い。

今は味方で有用でも、いつかは敵になるかも?な未来とか考えたくないですよね。

なんかこの作品、テクノロジー社会に対するすごい警告感があるな〜と感じましたね。

まとめ

イーグルアイはSFやAIに興味がない人でも、楽しめる作品です。(私がもともと興味なかったので)

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余談ですが・・・
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アクション
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この記事の著者(私)
うみ@映画と海外ドラマが好きな人

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