仕事での挫折、事件に巻き込まれて不幸に…人生には「どん底」と呼ばれる時期が誰にでもありますよね。
そこで今回はそんな悲運から抜け出そうともがき、あがいてよじのぼっていく作品を紹介します。
どれも意外な結末や、彼らの努力を応援したくなりますよ。
人生どん底だったけど這い上がって成功する映画4選
グレイテスト・ショーマン
グレイテスト・ショーマンの概要
監督 | マイケル・グレイシー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2017年 |
原題 | The Greatest Showman |
上映時間 | 105分 |
ジャンル | ミュージカル |
キャスト | ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ ほか |
グレイテスト・ショーマンのあらすじ
いつかは大きなことを成し遂げたい・・そう思っていた子供のバーナム。
やがて彼は屋敷の娘に恋をし、貧富の差もあって幸せとは言えない中必死に働いて結婚にいたります。
2人の娘とともにつつましく生活していましたが、バーナムはサーカスを開くことを決意。
そこには「ちょっと変わった」者たちが出演者として集まり、観客をにぎわせていきますが、世間の目は…?
グレイテスト・ショーマンの見どころ
体重がとても重い、背がものすごく高い、毛むくじゃら…個性豊かなキャストによるショーがまず1つの見どころ。
彼らはその見た目から傷ついた経歴から自信を持って演じるには時間を必要としたため、どうそこから這い上がっていくか、そしてその後の力強い歌とダンスに圧巻されます。
主人公のバーナムは成功を追い求めるが故に本来の目的を忘れていってしまうのですが、最終的にどういった結末が待っているのか・・?
ストーリーはもちろん、ミュージカル映画としても楽しめますので、歌と踊りを体感できるのも魅力です。
ちなみに小ネタとしてグレイテスト・ショーマンの歌といえばこの動画が超有名ですね。
映画製作が決定していない段階で、レティ役のキアラ・セトルが初めて「This is me」をヒュージャックマンの前で披露した際の映像。
泣けるんですよ、これ。
さらに、この映画でレベッカファーガソン演じる歌手が「ネバーイナフ」って歌を映画の中で歌ったんですね。んで歌声は別のローレンさんって方が担当していたんです。
そのローレンさんが海外の有名なオーディション番組に出演。その時の歌がめちゃくちゃ凄いのでこちらも紹介しておきます。
二ツ星の料理人
二ツ星の料理人の概要
監督 | ジョン・ウェルズ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2015年 |
原題 | Burnt |
上映時間 | 101分 |
ジャンル | ドラマ |
キャスト | ブラッドリー・クーパー、アリシア・ヴィキャンデル、リリー・ジェームズ ほか |
二ツ星の料理人のあらすじ
料理人だったアダムはこれまで働いていたレストランを去ります。
新たに自分のレストランを構えようと昔馴染みの仲間や有名レストランの店員を尋ねます。
しかし2つ星の料理人として活躍していたアダムは実はドラッグなどで一度は底辺まで落ちてしまっていたこともあり、信用されないこともしばしば…
果たして3つ星を獲得し、成功を収めることができるのでしょうか?
二ツ星の料理人の見どころ
若くして成功を収めたシェフがどん底に落ちて返り咲くまでの内容で、あまり知る機会の無いミシュラン評価についてや、海外のレストラン事情、そして厨房でシーンが多いです。
特に掛け声だけでなく、罵声も飛び交って料理を作る様は華やかな料理の裏側に驚きもあるでしょう。
厨房って怖いとこ多いですよね〜。表のフロアと違って。
料理人のリーダーとしてアダムはどういった言動をするのか?
そして失敗と成功の繰り返しの中で変わっていく彼と、周りの状況にも注目です。
ローガン・ラッキー
ローガン・ラッキーのあらすじ
ローガン兄弟の兄は選手として期待されていた経歴がありましたが、今では子供と別居、仕事も失っていました。
弟は片腕が義手のバーテンダーで安っぽい義手をけなされることもあり、彼らはどん底の人生を送っていました。そんな中、ある強奪計画を企てます。
その際にプロのジョーへ依頼しようと考えましたが、彼は服役中。はたして兄弟は計画を成功させることができるのか?
ローガン・ラッキーの見どころ
犯罪をしているので果たしてそれを”成功”といえるか?って感じですが、人生をあきらめずに大犯罪に挑もうとする彼らを応援したくなってしまうんですよね。
「ラッキー(幸運)」という運命には程遠いローガン兄弟が大規模なカーレース中の強盗計画。
そこにジェームズ・ボンド役で有名なダニエル・クレイグが演じるジョーが加わる点も魅力の一つ。007の印象が強すぎて最初「ん!?これ彼!?」と目を疑いました。
クールでない役柄もなかなか様になっていましたよ。ちょっとかわいいキャラです。
内容的にはちょっとオーシャンズと雰囲気が似ていますのであのシリーズが好きな人はハマるかも。
ラ・ラ・ランド
ラ・ラ・ランドの概要
監督 | デイミアン・チャゼル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2016年 |
原題 | La La Land |
上映時間 | 126分 |
ジャンル | ミュージカル |
キャスト | ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、J・K・シモンズ ほか |
ラ・ラ・ランドのあらすじ
ミアは俳優たちのスタジオのカフェで働く店員。
きらびやかな演者たちに憧れつつも、彼女も女優のためのオーディションを受け続けては落ちていました。
そんな中バーでピアノ奏者を勤めていたセブに出会い、運命が変わっていきます。
夢を叶えられず挫折を繰り返しどん底にいた2人は付き合い始め、お互いを励ましミアは単独の劇の開催、セブは自分のバーを開くために目標を追いかけるのだが…。
ラ・ラ・ランドの見どころ
女優を目指して数十回以上もオーディションを受けては不合格の通知が続いていたミア。
へこたれない精神って魅力的だからちょっと応援したい気持ちになります。
同じく本来のやりたいことができず、我慢しながら音楽活動を続けていたセブ。
境遇は違えど”自分のやりたいことができない”という共通の悩みが2人の距離を近づけたわけだけど、こういうストーリーにありがちなのが成功すると恋愛面がうまくいかないってやつ。ララランドもそんな感じ。
ビジネス的には成功するんですけどね。
そしてクライマックスでのパラレルワールド(こういう将来もあったよね、と思わせてくれる)な回想シーンも感慨深くてジーンっとしちゃいます。
特に注目して欲しいのが最後の2人の表情。あの表情がもう全てを表していたんだなって、余韻に浸れるんですよ。
ものすごく話題になった作品で期待しすぎてあんまり・・・と思っていたのですが、ミュージカル映画のように歌ばかりじゃなく普通のセリフも多く観やすいのもよかった。
なのでミュージカル映画がちょっと苦手って人も楽しめる映画だと思います。
まとめ
人生山あり谷あり・・
そんな時にこういった映画を観て、視野を広げられたり、励まされることもあるので、映画の力は大きいなって思います。
でまだ観たことないのがあればぜひチェックしてみてくださいね^^