あの存在・・・実は幻想・幻覚だったの!?的なオチが待っている映画を紹介します。
恋人だったり、親だったり、友人が普通に出てきたけど、あれは実は “主人公が見ている幻想だった” 的なパターンの内容。
最後にどんでん返しなネタバラシで全てを知るってやつです。
私、こういうの好きなんですよね・・笑 ということで面白かった作品を紹介。
ネタバレは最小限・・とは言いつつも、タイトルから壮大なネタバレかましているので「そういうの大丈夫」って人だけ呼んでください。
まじか…。実は幻想・幻覚だったというオチの面白い映画を紹介
※ネタバレ最小限。大事なところは伏せます。
アドリフト 41日間の漂流
監督 | バルタザール・コルマウクル |
製作年 | 2018年 |
キャスト | シャイリーン・ウッドリー、サム・クラフリン、グレイス・パーマー、ジェフリー・トーマス ほか |
あらすじ
婚約した手のタミーとリチャード。ヨットでサンディエゴへと向かう途中、ハリケーンによる津波に飲まれてしまった。舟は破損し、リチャードは重傷を負ってしまった。舟に残った食糧をかき集めなんとか船の修復をしつつ、タミーは必死に陸を目指すが・・。
私の感想
これ、なんと実話。
ですので多少は脚色が加えられているかとは思います。
が、まさかの幻想オチはびっくりだけど、でもでも人間極限状態に陥ったら全然あり得ますよね。
この映画を観ている人のほとんどがそんな極限状態を味わっていないから(遭難するとかまず一生で経験しないし)映画ならではの物語とされがちだけど、実際自分がああなったら・・ねぇ。
人間の生存本能の一種として、生き延びるために精神を安定させるために幻想を見るかもしれないし。
そして結果として生き延びることができた。もしかしたらある意味ゴースト的存在だったのかもしれないけれど、彼女にしか分からない。その真実はもう海の中・・。
でも最終的には彼女の”生きる”力が勝った故の結果。
私は事前知識なしで観たからまさかの展開に「え!?」ってなってある種のどんでん返し的な展開を感じ、面白かったです。
あと私の好きな俳優サムクラフリンが出ていたのはびっくり。
タリーと私の秘密の時間
監督 | ジェイソン・ライトマン |
製作年 | 2018年 |
キャスト | シャーリーズ・セロン、マッケンジー・デイビス、マーク・デュプラス、ロン・リヴィングストン、エミリー・ヘイン ほか |
あらすじ
仕事や育児に追われ、ストレスを抱えながら完璧にこなすマーロ。しかし3⼈⽬の⼦供が⽣まれ限界がきた彼女は、ベビーシッターのタリーを雇う。タリーは見た目はイケイケな女子なのにベビーシッターとしては仕事がとても完璧だった。次第にマーロも元気回復し、本来の自分を取り戻していった。そしてある晩、2人は飲みに出かけるのだが・・・。
私の感想
なぜ幻想を抱いてしまったのか、その過程を考えると考えさせられるものがあります。
極限状態に陥っていたのは、先ほど紹介した「アドリフト」と同じ。
完璧を求め、心と体の悲鳴を無視し、結果として幻想・幻覚を見るようになった。彼女もまた、生存本能の一種で見えたのかもしれませんね。
最終的には限界がきて、もう一人の自分が自分を救うっていうね。結局自分の人生、責任をもつのも、自分を救うのも結局自分。だから自分の心と体の声を聞くって大事なんですよね。
何が完璧だ。完璧なんて、結局は人からの評価のためにそうしているだけ。もちろん完璧主義ってのは家庭環境も影響はするのだけど。
この作品、育児に家事に忙しい全てのママの心にも響くものがあるんじゃないかな。そしてパパにも。
ちなみに何が幻覚だったのかってのは、この作品でも私は最後まで気づかなくて、最後の病院のシーンでやっと気づきました。(私映画好きな割にはこういうの全く気づかないんですよねw)
あとシャーリーズセロンの役作りがすごい。彼女の演技ってなんかこう女優魂感じるんですよね。マッドマックス、スキャンダルの時もそう思ったんです。
ミッション:8ミニッツ
監督 | ダンカン・ジョーンズ |
製作年 | 2011年 |
キャスト | ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ベラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト、マイケル・アーデン ほか |
あらすじ
シカゴで列車爆破事件が発生。犯人を特定するため、事故の犠牲者の爆破8分前の意識に入るという不思議な極秘ミッションが行われた。米軍のスティーブがその役目を担い、繰り返し爆破8分前の乗客の意識に入るのだが、実は・・。
私の感想
これはね〜幻想っていうか幻覚っていうか、意識の領域だから、正確には幻想じゃないかもだけど、似たようなもんだから紹介させてもらいました。
何度も何度も、いろんな乗客の爆発前の8分を経験する分けだから、物凄い拷問って感じのミッションではあるんですよ。むご・・なんて思いながら見ましたけど、まさかの最後の映像。
しかもこれ、パラレルワールドとかタイムリープ系だからスピリチュアル好きな人もハマる内容。
何より泣けるしね。結構根強い人気作品ってイメージです。
好きな人は間違いなく好き。
こればっかりは事前知識なしでガッツリ見て欲しい。(ということで私の感想はここまでにしておきますw)
これは大ドン返し作品としてもちょいちょい聞く映画ですよね。
そもそも幻想だったオチってのが、物語を大きくひっくり返す展開だから、幻覚を見ていた系の作品はどんでん返しにジャンル分けされがちかも。
という感じで、以上で紹介は終わります。
本当はドリームハウス、シックスセンス、セイフヘイブンあたりも紹介したいところだけど、あれは自分がゴーストだったり見ている存在がゴーストだったりのパターンだからね。。。
ちなみに、ここで紹介した映画が好きな人はパッセンジャーズもおすすめ。ゴースト系だけど。なかなか面白い。
どんでん返しがお好きな人にはこちらにおすすめ作品をまとめています。
まとめ
実は幻想だった、幻覚だったという結末が待っている映画で面白かったものを紹介させてもらいました。
どんでん返し的な要素もあるこのジャンル、「え!?あれ幻想!?」ってびっくりする感覚は楽しいですよね。
随時こちらに追記していこうと思います。
【残虐で怖すぎる復讐映画】去年の冬、君と別れのネタバレ感想。最後の大ドンデン返しがおもしろかった