洋画のホラーってあまり怖い作品ないな〜と思っていたのですが、最近ちょくちょく「あ、これ鳥肌立つわ」って思った映画があったのでこちらにまとめて紹介。
厳選基準は “私が鳥肌立った & 面白いと思った作品” です!笑
つまり、私の感性が基準です。ご了承下さい。
怖。本当に怖かった洋画
ドクタースリープや死霊館などはあまり怖いと感じない私が選びました。
同じ感覚の人だったら、今から紹介する作品観て私と同じく「怖!」と思ってくれるかも!
ヘレディタリー 継承
- 製作年:2018年
- 監督:アリ・アスター
- キャスト:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ ほか
あらすじ
グラハム家の祖母、エレンが亡くなって以来、一家に不可解な出来事が起こっていった。その後、不慮の事故や家庭崩壊が続き、エレン娘であるアニーは、自分の家系が恐ろしい血筋で継承されてきてきたことを知る。
私が鳥肌立ったシーン
アニーの娘、チャーリーが亡くなったシーンです。(というか事故直後のシーン)
詳細は映さず、音や衝撃で事故がわかるんですが、どんな事故かは想像がつく映し方。
「あのまま事故ったってことはあの女の子って・・・」って想像できるシーンが待っているわけですよ。もうすっごい怖いです。その後の描写も。
てかこんな作品作って監督や脚本家のメンタル大丈夫なのか!?と心配してしまうほど。ちなみに監督のアリ・アスターはミッドサマーの監督としても有名。
話自体は悪魔だったり怨霊って感じで、さほど恐怖は芽生えなかったのですが、生贄とされる時の描写は目を覆いたくなってしまいいます。チャーリーも生贄の1人だし。
個人的にはチャーリーに全て持ってかれてしまうくらい存在感がデカくて、トラウマ級。
にしても、継承ってタイトルにある通り、受け継がれちゃう家系で逃げ場がないってのがな〜。なんとも言えない気分にもなる。
自分の意思とは関係ないところでも血筋で受け継がれちゃうってまさに悲運。
マリグナント 狂暴な悪夢
- 製作年:2021年
- 監督:ジェームズ・ワン
- キャスト:アナベル・ウォーリス、マディー・ハッソン、ジョージ・ヤング、マイコール・ブリアナ・ホワイト ほか
あらすじ
マディソンは、ある日突然、殺人の悪夢を見るようになった。不気味で人間とは思えない殺人鬼による殺人の数々。それは本当に夢なのか?マディソン自身、あまりにリアルな殺人現場に戸惑いを隠せないでいた。やがて、隠されていた自分の過去の真相が明らかになり、ついに悪夢の正体が明るみになったのだが・・。
私が鳥肌立ったシーン
最初に言わせて!笑
これ怖いと思う人と、笑っちゃう人に分かれる!
私はいろんな意味で不気味で怖くて鳥肌立ったので怖いホラー映画として感想をお話ししますね。
私としてはですね、主人公の頭で起こっていることの真相がわかるシーンで鳥肌が立ちました。クライマックス。
むっっっっっちゃゾワっとした。カメラワーク最高。見せ方、うまい。
「ああ、そういうことね」って真相がわかるんだけど、その光景がリアルと不気味さが相まって鳥肌級。私は身の毛もよだつって感覚になりましたけど、もーしかしたら、あまりの不気味さと意外な真実故に笑ってしまう人もいるかも。
実際、映画レビューサイトでは「え?そっち行くの?」って笑ってしまったりコメディとか言う人もいるくらい。(うん、気持ちはわかる)
正直ね〜ここで紹介するのも迷ったっちゃ迷ったんですよ。怖い!と言う人と、最後の展開で笑ってしまう人に分かれるから。
実際にはあり得ない絵面なんだけど、単にお化けとかそういう話じゃなくて医学的なことも絡んでいるから、変にリアルさに拍車がかかって不気味に感じたんですよね。
前半のマディソンの悪夢の内容はさほど怖いものではありません。バイオレンスさも、アメリカのホラー映画あるあるな描写って感じ。アクションシーンに関してはSAW感があったから個人的にも見応えあった。
それよりも、なぜその悪夢をマディソンが見ているのか。その真相がめちゃ怖なんですよ。
ある意味、理由を知ると怖さが倍増する作品って感じでしょうか。
ジェーン・ドウの解剖
- 製作年:2016年
- 監督:アンドレ・ウーヴレダル
- キャスト:エミール・ハーシュ、オフィリア・ラヴィボンド、ブライアン・コックス ほか
あらすじ
検死官のトミーの元に警察から緊急で検死解剖の依頼が入った。息子オースティンとともに解剖を始めるが、不可解な痕跡や異物の数々が見つかる。さらには遺体安置所にも怪奇現象が起こり、通信も出来ない状態に。不気味な“ジェーン・ドウ”の死体と共に恐怖の渦に巻き込まれていく・・。
私が鳥肌立ったシーン
死体の美女“ジェーン・ドウ”の解剖を進めるうちにどんどん恐怖が増していくその映し方にどんどん鳥肌立っていきました。
最初は「絶対怖くないでしょコレ」なんて思っていたのですが、雰囲気作りが最高ですこの映画。
この美女ジェーンドゥちゃんね、ただただ解剖されているだけで彼女がどうこうするってわけじゃないんです。なのに、彼女の体内が異変のオンパレードで、「え、次何がくるの?どんな展開なの」って先がハラハラしちゃうんです。
もし彼女が死体から良い替えって襲うならまだ怖くないんですよ。でも彼女は眠ったままで、得体の知れない何かが忍び寄ってくる&映し方がうまくてこちらの恐怖心を刺激するって感じ。
解剖をしてから怪奇現象が始まるので、ジェーンドゥの体自体がパンドラの箱って感じですね。
以上で紹介は終わります。
身の毛もよだつ怖い映画(まるで邦画のような怖さ)だけに絞ったので、ミッドサマーやブライトバーン、クワイエットプレイスなどは敢えてここには書きませんでした。
あれは胸糞やパニック系って感じで身の毛もよだつとは違うので。
【考察】謎が謎を呼ぶ怖い映画「イット・フォローズ」it(それ)は一体なんのこと?