映画ラストナイト・イン・ソーホーを鑑賞しました。
アマゾンプライムで。
結論から言うと、思ったほど怖くない!
身の毛もよだつ級の怖さだったら、下記のページで初回している作品の方がよっぽど鳥肌立ちました。
軽めにサクっとネタバレ感想をお話しします。
【トラウマ注意】本当に怖かった洋画3選。身の毛もよだつ不気味な描写にご注意を
映画ラストナイト・イン・ソーホーの概要・あらすじ
- 監督:エドガー・ライト
- 製作年:2021年
- キャスト:トーマシン・マッケンジー、アニャ・テイラー=ジョイ、マット・スミス ほか
あらすじ
エロイーズはファッション学校の合格を機にイギリスに引っ越しをした。そこで見つけたアパートで夜な夜な “ある夢” を見るように。そこにはサンディという歌手を夢見る女性がいた。内容は次第に悪夢へと化し、ついにサンディが惨殺される姿を見てしまう。現実と夢との狭間をさまようになったエロイーズ。やがて悪夢の正体に気づいた彼女だったが….
映画ラストナイト・イン・ソーホーのネタバレ感想
考察ではなく、私個人の感想です。ネタバレします。
エロイーズは幽霊が見える、という設定を理解するのに時間がかかった
幽霊が見えるって設定だったの、私は後半になってやっと気づいたんです。(遅)
序盤から中盤まで、「この映像はエロイーズの夢遊病なの?霊感が強いの?どっち?なんでエロイーズがサンディになるわけ?ん?」と戸惑いながら観続けたので、それがひっかかってストレスでした。
なんでエロイーズがサンディ・・まさか前世っていう設定!?って混乱の連続です。
混乱しませんでした?幽霊でもない・・夢・・でもサンディは自分・・はぁ??って。
「今のシーンは夢よね?現実世界で霊を見たわけではないのね?」と疑問が止まりませんでした。でも評価が高い作品だし、きっと何か面白いことが待っているんだろうというモチベでなんとか最後まで鑑賞しきったけれど。
正直、ゴチャゴチャして見えちゃいました。
最後、悪夢の原因があの部屋にあって、サンディである大家さんが惨殺し、それで男たちはサンディへの恨み辛みがすごい怨霊と化したわけですよね。
そこでやっと私は「ああ、エロイーズは霊感が強いのね」って気づいたんです。(遅)
強い怨霊のせいで、あの部屋のせいで、エロイーズの霊感体質のせいで、サンディの経験を擬似体験し、怨霊からメッセージを受け取っていたのねって、私は解釈しました。
ここんとこの理解が進まず、故にこの世界観にも入り込めなかったんですよね。
本当に、結末まで「????」が止まらなくって。
共感してくれる人いるかな…
ただ単に男たちの亡霊?が出たところで、別に容姿もそれほどゾっとするものでもなくて。なんで彼らがそこにいるのかがちょっとでも理解できればまた違ったのかもだけど…
ラストナイト・イン・ソーホーは怖い?
冒頭でも言いましたが、全然怖くなかった。
怖いという定義が人によって異なるけど、私が怖いと思うのは身の毛がよだつかどうかどうかが基準なんです。この映画は別にブルブルっと鳥肌も立ちませんでした。
確かにゴーストの映し方に迫力あったし、男性たちの恨み辛みでおっかなさは演出されていたけど、怖いだろう〜怖いだろう〜感が前面に出ている感じで返って冷めた私です。
というか、サスペンスって感じ。そこに怖さがちょっと加わった映像。
ラストナイト イン ソーホー はR15なんですが、これは納得。惨殺シーンとか血が飛び散る映像あるしね。うん、やっぱりサスペンス感の方が強くてホラーって感じしないな….
ラストナイト・イン・ソーホーの怖いところは別にある気が…
何をもって怖いと思うのかによって変わってくるのだけど、ゴースト自体は怖なくない。いきなりバッッッ!と画面に出てくる演出はビクっとするけれど。
ただ、サンディを取り巻く環境や犯行シーンはちょっと怖いものがあった。
1960年代イギリスのエンタメ界隈に詳しくないのですが、女性が搾取される時代・世界だったのでしょうか?あれ。
だとすれば、そのこと自体が怖っ….てか胸糞にも思えた。
だからといって自分を良いようにする男性たちを殺していい理由にはならないけれど、サンディが遺体を床下に埋めるとか、しかもその部屋を貸し出すとかそっちの方が怨霊以上に怖いってか。
あ、これも含めて怖いと言われているのですかね?
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ラストナイト・イン・ソーホーのサントラ、ちょっと話題らしい
なんかね、60年代感満載の音楽が話題なんですよ。この映画。
実際SNSでも「ラストナイト・イン・ソーホー は音楽が最高…」ってコメントが多々ありまして。
私は詳しくないのですが、過去の映画でも使われた曲がチラホラとかで?この映画の選曲が刺さる人は刺さるらしいです。
ラストナイト・イン・ソーホーのサントラCDはこちら↓
個人的には音楽よりもファッションの方に目がいきました。1960年代のレトロなファッション、そしてサンディのヘアースタイル。これはファッション好きとしては惹かれるものがある。
単純に可愛かった。
まとめ
ラストナイト イン ソーホーは思ったほど怖くないので、普通にサスペンス映画としては楽しめました。
まぁ、終盤まで「??」が続いたけれど笑
ラストのプチどんでん返し感(あなたが諸悪の根源だったのね・・・的な)は良かったし、1960年代のファッションは個人的に目の保養に繋がりました。
けどもう一度観たいほどではない。そんな感じです〜
あ、そうそう。この映画アトミックブロンドに雰囲気が似ているなと思いました。話は全然違うけど。