医療系の海外ドラマってめちゃくちゃ面白いですよね。
なぜハマるのか?ちょっと冷静に考えてみたんです。
私が徹夜してまで観続けた経験を振り返って、その魅力が分かったので述べたいと思います(私の経験ベースでの話にはなりますが^^;)。
そして後半には「これは間違いなく面白い」と思った作品を併せて紹介しますね。
なぜ面白い?医療系の海外ドラマの魅力
海外ドラマは日本のドラマよりもリアリティがある
医療系の海外ドラマは日本のドラマに比べリアリティが高いです。
例えば手術シーンでの内臓の移し方、外傷で運ばれてきた患者の傷の症状などがリアル。
メスやハサミ、チューブもギリギリまで映し出しています。
日本だと手術シーンは役者の顔を映したり、肝心の内臓などは光を当てたりして紛らわしている描写が多いんですよね。
違う吹き出る場面も海外ドラマの方がスケールが大きい。
さらには病院内での銃乱射事件。日本は銃社会ではないからそう言う場面がそもそもないけど、海外ドラマではたまにある光景。
そういったシーンもとても緊迫感があって、リアルです。
魅せる映像がそもそも多いんですよね。日本に比べると。
話の展開が早く、観ていて心地がいい
基本的には1話ごとに異なる患者が登場し、その病や症状にまつわる物語で完結。
医師や看護師など病院側のキャラはずっと登場。
中には何話にもわたって登場する患者もいますし、1話で取り上げた事件がその後何話にわたって取り上げられることもあります。
で、1話で話が終わるってのもちょうどいいですが、話の展開もトントンっと進むのが心地よい。
日本のドラマのように心情を表すシーンは少なめでセリフが多いんでテンポに速さの割には状況はしっかりと掴めるようになっています。
例えば、
まず患者登場→軽い病気かと思う→でも実はとんでもない病気→診断ミス発覚→手術→なんとか成功→ミスした医師が落胆→でも別の患者の命救う→ハッピーエンド
みたいに1話にしっかりとしたストーリー展開があるのですが、各見せ場の映し方がちょうどいい長さなので観ているこちらを飽きさせません。
無駄にひっぱらないし。繰り返しますが、複雑な心情を訴えるような無言のシーンも少なめ。
登場する患者の病状が普通じゃない
医療系海外ドラマならではですが、ありえない怪我をした患者が現れます。
あと、すごい深刻な病気あるいは奇怪な病気を患った患者も。
聞きなれない病気や、なんでそんな怪我になるの?って(でも現実にありえそうな怪我)患者さんも登場するのです。
例えば寄生虫を腹の中から何匹も取り出したり、機械に手をツッコミ手先がボロボロな患者だったり、大木が体を貫通していたり・・普通では考えられないような患者が運ばれてくるんです。
その意外性たるや。
患者だけでなく、毎回登場する医師たちの人間模様も面白い
医療系の海外ドラマは、患者の怪我や手術シーン以外にも医師や看護師などの主要キャラの人間模様にもフォーカスしています。
たとえば恋愛事情とか多いですね。
しょっちゅうくっついては離れ、くっついては離れの繰り返し。何年も続いている大型ドラマだとよくあるんですよね。
前シーズンでは付き合って別れたのに、このシーズンではまた復活している・・とか。
いやいや、さすがに気まずくなるでしょうよレベルなんだけど、海外だからか?すごくドライというか、そういうもんでしょ感。
そこは突っ込んだらダメなのかも。
なかには意外なカップルが誕生したりもするんですよね。え?まさかそこがくっつく!?的な。
恋愛以外でいうと、医師が病気になってしまったり医師の家族が病気になってしまったりなど。
みんながみんなそれぞれ大きな挫折や葛藤や、いろんな壁にぶちあたるんです。
恋愛面ではあまり共感したりしないけど、挫折や葛藤などのシーンは感情移入しちゃうことも多々。
医師とはいえ、一人間ですもんね。「うんうん、わかるよ、そうだよね」って頷いちゃう。
人の命について考えさせられる
医療系のドラマなので、命についてすごく考えさせられます。
より考えさせられてしまうのが、たとえば下記のシーン。
- 延命措置など、苦渋の決断を強いられるシーン。
- 妊婦さんが出産するときに、自分の命か子供の命か選択を迫られるシーン。
- 息子のために自らの臓器を提供するシーン。
- 自分の体に、末期まで進行していた癌があることを知って、その後の人生について考えるシーン。
- さっきまで元気に話をしていたのにいきなり帰らぬ人となってしまうシーン。
命を救うために必死に戦う姿は、なんとも感動してしまいますね。内容が内容なだけに。
医療ミスとかそういったシーンでも「医師とはいえ神様でもないし完璧なわけでもないからな・・」とか結構考えちゃいます。
ミスを許されない職業ではあるのですが、難しいところ。
おすすめすぎる海外の医療系ドラマはコレ
海外の医療ドラマの魅力をおすすめした上で、ここからは私はめっちゃおすすめの医療ドラマを紹介しますね。
グレイズ・アナトミー
グレイズ・アナトミーのあらすじ
シアトルの病院が舞台。医者のメレディス・グレイをメインに、同僚や患者との様々な人間ドラマを描く。
私の感想
グレアナは現在もシーズンを更新している超人気の大型医療ドラマで人気は健在。
私も最新シーズンまで把握しています。
前述した医療ドラマの魅力がガッツリ詰まっているし、とても感動するシーンが多いのが特徴。
何度涙を流したことか・・・。泣きたい人、感動ストーリーが好きな人にもおすすめですね。
ER緊急救命室
ER 緊急救命室のあらすじ
シカゴのカウンティ総合病院が舞台。ER(救急救命室)で働く医師、看護師、患者のドラマを描いている。
ちなみに私が医療系ドラマにはまるきっかけとなったのがこの ER緊急救命室。
放送されていた期間は1994年~2009年なのですが、医療系ドラマとして今でもすごく有名な作品です。
私の感想
すごくドキュメンタリー感ある作り方でシリアスさでいったらグレアナより強い。
医療ドラマの面白さを世に広めた金字塔的な作品で個人的にも思い入れがあるのでめっちゃおすすめ。
ただシーズン1〜ともなると時代がかなり古いので当時の髪型や医療モニター、パソコンなどの設備などちょっと違和感はあるかもしれません。
余談ですが、ドラマではない完全ドキュメンタリーでライフ・フライトって作品がありましてね。
私はアマプラで観たのですが、医療系が好きならこれも面白いと思うかも。(ぜひググってみてください)
まとめ
私はこれまでいろんな海外ドラマ観てきましたけど、医療系はとくに面白いな〜と思うんですよね。(あ、でも個人の趣味がだいぶ影響していそう)
最近は日本でも医療系ドラマの面白さが話題になってきてはいるものの、海外には叶わないな〜って感じ。まぁアメリカは金のかけかたが違いますからしょうがないのかな。
今回紹介したドラマ、「まだ観たことない!」って場合はぜひ動画配信サイトで観てみてくださいね〜!