今回は中世を舞台にした映画を紹介します。
どの作品も衣装や建物に力を入れているものが多いのが見どころ。
ただしここで紹介している作品は映像美を楽しむものが多いです。
ストーリーの深み、ひねり、あっと驚くような展開などの要素を求める方には物足りない作品かと思いますので、あくまで中世時代の雰囲気や映像を楽しみたい方におすすめということをご了承ください。
中世が舞台のファンタジー映画5選
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船の概要
監督 | ポール・W・S・アンダーソン |
製作国 | イギリス、フランス、アメリカ、ドイツ |
製作年 | 2011年 |
原題 | The Three Musketeers |
上映時間 | 111分 |
ジャンル | アクション |
キャスト | ローガン・ラーマン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、オーランド・ブルーム ほか |
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船のあらすじ
フランスの古典「三銃士」がベースになっている物語であり、あらすじは国の命により三銃士が飛行船の設計図を密かに盗み出すところから始まります。
しかし、彼らの仲間の一人であるミレディという女性が他国のスパイだったため、設計図を奪われてしまう三銃士…。
信用と職を失った彼らの元に現れたのが、三銃士を夢見るダルタニアンという青年でした。
彼らは功労を上げ、王に対する臣下の陰謀も知った4人は設計図を奪い返すための策を練ります。敵国に向かう4人は、果たして生きて帰ることができるのでしょうか?
三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船のみどころ
中世ならではのきらびやかな城の様子や商店があふれる街並みなどが印象的な作品。
そして各国の不穏な関係や、スパイの暗躍に翻弄される三銃士にハラハラさせられるのも見どころです。
ミレディ役のミラ・ジョボビッチの素敵なドレス姿とスピーディーなアクション、妖艶な演技にも引き込まれてしまうという魅力も忘れてはいけませんね。(超かっこよくてうっとり)
ドレス姿でアクションというそのギャップにうっとりしてしまう人も少なくないはず。
が!話の展開を楽しむというより、頭を空っぽにしてアクションやただただ目に映る美しい映像を楽しむ感じの方が良いかも。
あっと驚くような展開はあまりないです。中世の映像を楽しみたい方向けです。
スノーホワイト
スノーホワイト
監督 | ルパート・サンダーズ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2012年 |
原題 | Snow White and the Huntsman |
上映時間 | 127分 |
ジャンル | アクション、ファンタジー |
キャスト | クリステン・スチュワート、シャーリーズ・セロン、クリス・ヘムズワース ほか |
スノーホワイトのあらすじ
グリム童話の「白雪姫」を題材とし、スノーホワイト(白雪姫)の継母による王国の乗っ取りから始まる物語。
継母は鏡にこの世で一番美しい者は誰かを問うと、スノーホワイトだと言われたため彼女を殺そうと目論みます。
スノーホワイトは森へ逃げ、猟師と出会ったことで戦いに…猟師は彼女を助けてくれるのか?そして継母の秘密とは?
スノーホワイトのみどころ
王道のストーリーとは少し変わっていて、ダークな女王の手法や激しいアクションが見どころの作品です。
童話の白雪姫を大人でも楽しめるようにスケールを大きく、迫力満載にアレンジした感じというか。
女王役を演じるシャーリーズ・セロンの妖艶さを引き立てる衣装や演技力は息をのむものがあります。
そして勇気ある行動とピンチの連続に目の離せないスノーホワイト役のクリステン・スチュワート、強い女性を表現したいのが伝わってきました。
クリステン・スチュワートのあの美しさに毎回うっとりしてしまうので、彼女目的で観るのも楽しめるかと。私は「は〜〜綺麗すぎる〜」終始思ってました。
ただこの作品、クリステンのスキャンダル問題と絡んでいる問題作でもあって。黒歴史映画でもあるんですよねぇ〜。
そういう背景を知って観るとちょっと複雑でもありました^^;ま、内容とは関係ないですが小ネタとして。
続編の『スノーホワイト 氷の王国』へ続くストーリーにも注目です。
ジャックと天空の巨人
ジャックと天空の巨人の概要
監督 | ブライアン・シンガー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2013年 |
原題 | Jack the Giant Slayer |
上映時間 | 114分 |
ジャンル | ファンタジー、アドベンチャー |
キャスト | ニコラス・ホルト、エレノア・トムリンソン、ユアン・マクレガー ほか |
ジャックと天空の巨人のあらすじ
中世のイギリスを舞台にしており、「ジャックと豆の木」がベースとなったストーリー。
村の少年ジャックが「ある種」を入手したことで、それが雲まで伸びる巨大な「豆の木」に育ってから冒険に出ることに。
豆の木が伸びた際、国の姫が誤って天空へ運ばれてしまい王国の軍はジャックと共に登っていくことになったのです。
雲の上には巨大な家と、複数の巨人が住まう世界が広がっていました。
はたしてジャックは無事に姫を助けることができるのでしょうか?
ジャックと天空の巨人のみどころ
元の話を知っている人なら割とわかりやすい内容なのでスッと物語に入っていける。自然豊かな村と雲の上の幻想的な世界に魅入られる作品です。
そして、ジャックたちが豆の木の弦を登っていく時や、1万メートル上空での巨人との逃亡劇には終始ハラハラさせられ、個性豊かな巨人たちも見どころの一つ。
あと映像が結構グロい。完全に大人向けです。人が喰われるシーンもあるので。
頭を空っぽにして映像を楽しみたい人におすすめです。ストーリーに深みはあまりありません。
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ヴァンヘルシング
ヴァンヘルシングの概要
監督 | スティーヴン・ソマーズ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2004年 |
原題 | Van Helsing |
上映時間 | 133分 |
ジャンル | アクション、ファンタジー |
キャスト | ヒュー・ジャックマン、ケイト・ベッキンセイル、リチャード・ロクスバーグ ほか |
ヴァンヘルシングのあらすじ
中世のドラキュラをテーマにした作品。
ドラキュラ伯爵と戦い続ける一族の末裔の一人、アナという女性を助けるべくハンターとして名をはせていたヴァンヘルシングはルーマニアへ。
ドラキュラの手下と戦うアナの兄は行方不明。
アナと一緒にドラキュラ伯爵の花嫁やフランケンシュタインと戦うのだが…。
ヴァンヘルシングのみどころ
モンスターに襲われ疲弊している街並みの雰囲気や、壊れた家屋と褪せた色合い、そこに雪景色も合わさって静けさと冷たさが伝わってくる映像美。
登場キャラにドラキュラやフランケンシュタイン、さらにはジキル博士とハイド氏など多様なモンスター達が出てきているので若干詰め込み感はあるかも。
私は子供の頃観た時すっごい面白い印象があったのですが、大人になるとこうストーリーの展開や深み、ひねりが欲しくなるのでそういう視点で観ると物足りないかも。
こちらも他の作品と同じで映像美を楽しむのがおすすめ。ただし全体的に暗いです。
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パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ
パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たちの概要
シリーズもので何作もあるのですが、ここでは第1作目の呪われた海賊たちの概要を掲載しておきます。
監督 | ゴア・ヴァービンスキー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2003年 |
原題 | Pirates of the Caribbean: The Curse of the Black Pearl |
上映時間 | 143分 |
ジャンル | アクション |
キャスト | ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ ほか |
パイレーツ・オブ・カリビアンのあらすじ
カリブの海賊キャプテン ジャック・スパロウの航海中から物語は始まります。
彼の乗っている船は巨大な海賊船とは程遠く、1人サイズの小舟…しかも穴が開いているため水を掻き出してやっと港に到着。
そこで貴族のエリザベスが溺れていたのを助けた縁から、彼女がバルボッサ一味にさらわれた際に助けに行くことになります。
同行者である鍛冶屋のターナーは彼女を愛しており、ジャックと共に海に出るのでした。
パイレーツ・オブ・カリビアンのみどころ
海賊と軍が争い、アステカのコインを巡る戦いは、まさに中世の海賊たちそのもの。
海上で船同士が大砲を撃ち合って集団戦をしたり、剣技などを使った個々の戦い。目の離せないアクションが繰り広げられつつ、ジャックとバルボッサの因縁の対決は必見。
そして、憎めないジャック船長のあのひょうきんなキャラ。
パイレーツに関してはアクション要素も多いですが、無駄なシーンが少なく全体的にバランスが良いので違和感やツッコミを感じず最後まで観続けられる。
なんでしょう、全てが完璧って感じ。
中世ならではの衣装にも注目です。
個人的にはパイレーツって忘れかけたときに観たくなる作品で、その都度しっかりと映画の世界観に溶けこめるんですよね。
内容とキャラ以上に音楽の素晴らしさも大きいです。てか音楽の影響めっちゃでかいと思う。
冒険はその後も続き、2017年の『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』までに4作品公開されており、長く楽しめる映画です。
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まとめ
中世を舞台にしたファンタジー作品を5つ紹介しました。
中世ならではの映像美をぜひご堪能あれ。