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【日本版】最高の人生の見つけ方の感想。感動はしない。ラストや人生について悶々としてしまった

最高の人生の見つけ方と言うアメリカの映画の 日本版の映画を鑑賞しました。

ぱっと見は感動映画って感じですけど、私には感動映画には映らなくて「今の日本って・・・って・・大人って・・・」と複雑な感情になってしまた。

全大人はこれを見て何か感じることがあるんじゃないか?と思ったんですよね。

ということで、大人にお勧めしたい映画として概要や私の感じたことをお話しします。

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最高の人生の見つけ方(日本版)概要・あらすじ

概要

監督 犬童一心
製作国  日本
製作年  2019年
原題 The Bucket List(元の映画の原題)
上映時間 115分
ジャンル  ヒューマンドラマ
キャスト 吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、賀来賢人 ほか

英語版の邦題は最高の人生の見つけ方、英題(原題)はThe Bucket Listです。

あらすじ

人生のほとんどを家庭のために捧げてきた主婦・幸枝と、仕事だけに生きてきた大金持ちの女社長・マ子。余命宣告を受けた2人は病院で偶然に出会う。初めて人生に空しさを感じていた彼女たちがたまたま手にしたのは、入院中の少女が書いた「死ぬまでにやりたいことリスト」だった。幸枝とマ子は、残された時間をこのリストに書かれたすべてを実行するために費やす決断をし、自らの殻を破っていく。これまでの人生で決してやらなかったことを体験していく中で、彼女たちは今まで気づくことのなかった生きる楽しさと幸せをかみしめていく。https://eiga.com/

最高の人生の見つけ方のネタバレ感想

幸枝さんみたいな人いっぱいいそう

冒頭から「うわ〜っ」って感じでしたよ・・・。

幸恵さんの生活の苦しさが映像として映し出されていましたね。

苦しさっていうのは金銭面ではなくて、精神面。

お買い物から家に帰れば、ぐうたらな旦那さんがテレビ見ながら寝転がって、息子は長年の引きこもりでずっと部屋にこもってゲームをしている。

娘さんは立派な社会人って感じですけど、あまり家庭に協力的でなく弟と父親のことは母親任せって感じ。

そしてこれが1番の「辛いわーーー」と思ったポイントなんですが、幸恵さんがめちゃくちゃいい人なんですよね。さらにめっちゃ常識人で心がある。

良い人が辛い目にあっているの見るのしんどい。悪い人ならまだいいんだけど(笑)

だからこそ「こんな人がこの家に閉じ込められているなんて・・」って心が痛くなりました。

でもこういう幸恵さんみたいな人めちゃくちゃいっぱいいるんだろうなぁと思うとさらに複雑な心情に。

みんなさ、今の生活を抜け出したいと思っているだろうけど腰が重かったりいろんな理由で行動にうつせないんですよね。

何より人間て変化が怖いから。

こういう状況って、内容によっては自分が原因、自分が引き起こしているパターンもあるけど、社会の仕組みがそもそも狂っていると捉えることもできると私は思っています。

狂った常識もあるしね。

それと、幸恵さんみたいな人いっぱいいるいるんだろうなって思ったのは何も家庭内の事じゃなくて、やりたいことが自分で思いつかなかったというところ。

やりたいことが見つからないってさ、

そう感じる人、めっちゃいっぱいいますよね。

私も今でこそちょこちょこと自分の好きなことを思い出すようになりましたが、数年前まで全くわからなくて虚しい期間を過ごしました。

子供の時には当たり前に思いついていたことが、大人になってできない。忘れている。

目の前のやるべきことや仕事に意識がいってしまい、自分の好きなことを忘れてしまうなんて、悲しいことですよね。

でもこれに直面している大人もごまんといると思うと、今の日本を映しているなぁ・・と痛感せざるを得ないっていうか。

プーと大人になった僕を観た時にもちょっと似たような感覚を覚えました。

やりたいことリストを特別視?

この映画の主軸は、病気を患って余生あとわずかしかない状態に陥った2人が、 好きなことをやっていくという話。

あと少ししか生きれないから思う存分残りを楽しむ〜って感じですが、

何もあと少ししか生きられないから に限定しないで、あと何年もこの先何十年も生きてると分かっていても好きなことを本来私たちをしているはずなんですよね。

でも毎日の仕事や家庭のことで目まぐるしく忙しい毎日を過ごしているせいで、忘れているだけ。

本来私たちは好きなことを好きなだけ思う存分やるべくして生まれてきたんじゃないかなと私は思うんですね。(スピってますがw)

だからこれは、病気だからこういうことをするわけではなくて、病気じゃなくても私たちはこうあるべきなんじゃないかなぁと、ちょっと複雑な気持ちになりました。

余生わずかだから、じゃないんですよ。

最初からこれをするのが、私たちの人生なんじゃなかろうかと。

・・・これ、この映画の伝えたいことでは?(深読みしすぎ?)

この映画ではマ子さんがいたから良かったけど

この映画ではマ子さんのような、たまたま大金持ちの人と出会えたから、余生を好きなことリストの旅に費やすことができたのであっ

(超現実的・・w)

でもだからといって、ここで落ち込むのではなくて、映画ではマ子さんがいたからって感じですが、他人がいなくても己の力で好きなことリストを達成することはできるんですよね。

ここに気づくのがポイントだと私は思いました。

ある種、これもこの映画の伝えたいことでは?とも思ったんですよね(深読みしすぎ?)

で!ここが!!ここがですよ!

両極端に分かれるところなんじゃないかなって思ったんですよ。

つまり、「現実はマ子さんみたいな人いないんだから厳しいよな」と思う人と「マ子さんがいなくても自分で好きなことできるよね」と思う人。

好きなことリスト は、人によって様々だし、大金が必要なものもあればそうでないものもある。

自分でできる事は自分の力だけでも、金持ちの友達がいなくてもできると私は思います。

お金持ちの友達がいないとできないことなんだよと思うのは違うと思いますよね。

そこを伝えたいわけじゃないと思うので。

映画ならではの都合の良い展開もあり

幸恵さんが最終的に幸せになれたのは、最後の最後で家族からの理解があったからだと思います。

長年引きこもりの息子が立ち直っていったのは良い事ですが、これは映画ならではの展開だなぁと思いました。

実際問題、何年もヒキコモっていてあんないい感じにまとまるはずがない。

これは映画ならではだなぁと思いました。

ご主人もすごい理解がある旦那さん(怠け者でしたけど)だったからこそあの展開になれたのであって、現実問題はいざこざになって仲違い修羅場になってしまう家庭も少なくないのではないでしょうか。

最終的にはきれいに終わるんだろうなと言うのは最初の段階から見えていたことではありますけど、鑑賞中「映画らしく綺麗にまとめたな〜・・・」って思っちゃいました。

最後の最後はまぁ少し感動したんですけどね。

感動要素よりも、大人として気づきを得なくてはいけない要素、っていうのが個人的には大きいように感じました。

まとめ

パっと見は感動映画って感じですが、私には感動映画としてよりも大人への気づき映画として記憶に残りました。

複雑な感情にかなり浸りましたからね・・。

私の人生このままでいいのかと疑問に思う大人こそ、この映画を見て刺激を感じてもらいたいです

邦画
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この記事の著者(私)
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