嫉妬に権力…ドロドロした女の戦いが観れる映画|映画「女王陛下のお気に入り」のネタバレ感想|ドレスや結末シーンについての考察も

女王陛下のお気に入り歴史

女同士のドッロドロ劇が繰り広げられる映画「女王陛下のお気に入り」を鑑賞。

結末シーンについての考察や美しいドレスの数々について、私が感じたネタバレ感想をお話ししますね。

女王陛下のお気に入りの概要

監督ヨルゴス・ランティモス
制作国アイルランド、アメリカ、イギリス
制作年2018年
原題The Favourite
上映時間120分
ジャンル ドラマ、ヒストリー
キャストオリヴィア・コールマン、レイチェル・ワイズ、エマ・ストーン、ニコラス・ホルト ほか

「女王陛下のお気に入り」のあらすじ


女王陛下のお気に入り (字幕版)

18世紀初頭、病弱な女王のアン(オリヴィア・コールマン)を幼馴染であるレディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が世話をしていた。レディ・サラはアンの側近なため権力を振るっていたが、ある日アビゲイル(エマ・ストーン)が召使としてやってくる。アビゲイルは元は貴族にいた女性だった。
レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、アビゲイルは貴族に戻るためにアンに気に入られようと目論んでいた。 そんな中、レディ・サラが突如消えてしまい…

予告動画はこちら

女王陛下のお気に入りを観た私の感想

女王陛下のお気に入り

(C)2018 Twentieth Century Fox

宮中で繰り広げられる女同士の上品な泥試合

宮中の3人の女によるドロドロ劇って感じ。例えるならば日本で言う昼ドラみたいな。

権力と女と愛と・・って感じ。

いかにもドロドロって感じでしょう〜!?

アンは長年レディ・サラを信頼し、アンとレディ・サラとの間にはそれなりの絆があったなか突然ガブリエルが登場。

ガブリエルがなかなかの野心家で、元いた貴族に戻るためいろんなこと企みるわけ。当然、アンにも近くわけで。そらサラもたまったもんヒヤヒヤしちゃうよね。気持ちはわかる。

それにアンは長年培ったサラとの仲があるのに、意外にもレディ・サラ一筋!ってわけではなくなってきて・・ちょっと2人の関係が崩れ始めるんですよね。

ガブリエルに心が傾き始めてる!?そう思ったら余計たまったもんじゃない!ってなりますよね。

ここから女のドロドロ劇が一気に増すというか。でも決して殴り合いや喧嘩などを映し出しているわけではなくて心情やアンとサラの絆みたいのも映像に現れているからドロドロ劇だけを伝えたいわけではないと思う。

さらに3人ともにオスカー女優。アン役の主演女優受賞したオリヴィア・コールマンに助演女優賞を受賞したレイチェル・ワイズとエマ・ストーン。名演技で演技上の違和感は1ミリも感じませんでした。

男性も登場しますがメインはアン、レディ・サラ、ガブリエルだから男性陣に対しては「メイク、濃いな〜」としか思ず。この作品においては男性はお飾り程度の演出って感じでした。

当時の歴史のことはよくわかりませんが、この時代の貴族の男性ってカツラというかウィッグみたいなものをかぶっているじゃないですか?あれはいつ見ても違和感だし、女性に関してはドレスキツそう・・・と思って仕方がない(余談です)

この作品は史実と言われているので歴史に詳しい人が観たらまた感じ方は違うのかも。その後の彼女たちの結末についての情報もネット上に転がっています。

話題になっていたドレスについて

衣裳を担当したのがサンディ・パウエルという女性。彼女の数々のドレスも大絶賛されてて演者も感銘を受けている様子でした。

デニムのような、この時代には使われていない生地が使われているとか、斬新なデザインとか言われていたのですが、確かに時代錯誤と言われてしまうような生地は使っていたんだそう。

色や雰囲気を重要視した結果、なんですね。

さらに単純にそれぞれのドレスが華やかで美しかった・・だけでなく画面に統一感が出るように計算されていたりして、細部までこだわって作られていたんです。

個人的にはこれらのドレスの役目ってすごい重要と思っていて。ドレスのおかげで女同士の泥臭さが上品さに包まれていた感があったり。もちろん室内の装飾品も大事ですけどね。

ドレスだけでなくサラの乗馬シーンの服もかっこよくて美しかった。

ラストシーンの考察

私が感じたのは、アンの悲しさ。

ラストで宮中に戻ってきたサラに対し「アビゲイルは私を肯定してくれる」と言うアン。でもサラは「あなたに嘘は言わない!愛しているから」と言う。

彼女たちの欲求と愛情表現のズレ。

アンは本当はサラにずっと肯定してほしかったのだけど、アンはそれを愛をもって表現することができなかった・・結局はアンの欲求を叶えてくれるアビゲイルを選ぶのもわかる気はします。

ただ、それでも長年一緒にいたサラに対して愛がないわけじゃない。アビゲイルの魂胆にも気付いている。だけど、我儘さはコントロールできないのかなぁ。自分の欲求を優先してしまっているように感じました。

飼っているウサギは自分の思うように扱うことができるけど、人間はそうはいきませんよね。

最後の最後、足を揉まれているシーン。通常だったら「は〜気持ち良い」的な表情になりますよね?だけどアンのあの表情は辛そうで悲しそうで、怒りも混じっているのでは?とさえ感じた。演技うま・・。

本当はサラを欲しているけど、サラはコントロールできない。なぜならサラはサラだからこそのアンへの愛情表現があるから。ズレているんです。

すごく皮肉さを感じたのは私だけでしょうか?とても風刺的にも感じました。

一方、ガブリエルはあんな体勢で揉まされていてイラっとした表情も見せていた。どんなに上に上り詰めても結局はアンに従わないといけない。

「こんなことされても私は絶対に貴族」という野心メラメラといった表情だったら納得がいくのだけど、幸せには見えないですよね。

表面的にはアンもガブリエルも需要と供給はできているんだけど、不満で不幸せって感じ。

皮肉て風刺的な映像でしたね・・・人はコントロールできないんですよ・・・ってね。

最後に

まーーーーーー名演技。表情がうますぎる。オスカー女優、さすがです。

話の内容もそうですが演技にもかなりうっとりしちゃいました。嫉妬や権力を振りかざすあの姿、人間の泥臭さも優雅に映像として表現しているな〜って要所要所で感じましたね。

というわけで、ドレスの美しさと彼女たちの心情にどっぷり浸かり楽しんでください。

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この記事を書いた人
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関東在住。映画と海外ドラマが大好きなアラサーです。
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