グッドライアー 偽りのゲームを鑑賞。
シンプルな展開で、結末はどんでん返し。
ちょっと物足りなかった部分はあるけど、大御所俳優2人の演技は見応えありましたね。伏線回収もありましたね〜
いや〜復讐劇とどんでん返しが重なるの映画って本当スカっとしちゃいますよね〜
美味しいとこ詰め込んでいる感じで。
グッドライアー 偽りのゲームの概要・あらすじ
概要
監督 | ビル・コンドン |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2019年 |
原題 | The Good Liar |
上映時間 | 109分 |
ジャンル | ミステリー |
キャスト | ヘレン・ミレン、イアン・マッケラン、ラッセル・トベイ、ジム・カーター ほか |
あらすじ
ロイ・コートネイはベテランの詐欺師であった。身分を偽って相手の懐に飛び込み、徐々に相手の信頼を勝ち取っていき、油断しきったところで財産を残らず奪い取るというのがロイの得意とする手法であった。2009年、そんなロイが新しく目を付けたのが資産家のベティ・マクリーシュであった。https://ja.wikipedia.org/
グッドライアー 偽りのゲームのネタバレ感想
伏線多いどんでん返しストーリー
どんでん返しあるあるですが、この作品も伏線が結構張り巡らされています。
どんでん返しの作品に慣れている人なら冒頭から怪しい伏線に気づくかも。
「ベティはいくらなんでも人に心を許しすぎ」とか、「ヘレン・ミレンがこんな無知な女性のままで終わるはずがない」とか「 映画的に、この先あのじーさんが順風満帆に詐欺を続けていられるはずがない」とかね。
それにポスターが既に匂わせてる。あの力強い目線のヘレン。
絶対彼女になんかあるっていうね!笑
とはいえ、 この怪しさも映画を観てから匂いを感じるようになった私なので、鑑賞中はまさかどんでん返しが待っているとは思いませんでした。
何かあるだろうとは思ってましたけども、結末がひっくり返るとはって感じ。
ただどんでん返し作品の中では、結構シンプルに話が進んでいたなと思います。
伏線もいたるところにちりばめられていたし、一番美味しいところで立場を逆転させるパターン。
このあとお話ししますが、このどんでん返しに復讐が絡んでいるので、スカっと感が大きい。その復讐理由が結構胸くそなんで余計にね。
胸糞からの復讐映画にスッキリ感
復讐映画が好きでして。(それはそれでどうなのって感じですけどw)
この作品は過去にベティが胸糞行為をされ + どんでん返しで徹底的に復讐に入る流れ。
ベティでかしたぞという気持ちになりましたよ。
冒頭でロイが散々ひどい詐欺行為を行っているので、観ているこちらもロイに苛立ちを感じているわけですよ。
それでベティが現れ最後にベティの復讐でドーン!!!ってかます。これほんとにすっきりしましたね。まぁわかりやすい展開ですけど。
でもね〜・・・なんか物足りなさもちょっとあって。
鑑賞後「はああああー!すっきりした!面白かった」って感じにはならなくて。
というのも、どんでん返し的にはですよ。どんでん返し的にはシンプルなストリーなんですよね。
こういう展開に慣れている人で「物足りない」と思った人、私だけじゃないはず!笑
もうちょっと捻りを入れてくれてもよかったな・・・って笑
過去のロイによる胸糞行為は本当に酷すぎて意外性は少しありましたけどね。想像以上のひどい過去だったから。そら恨まれるよね、と。
大御所俳優の安心感たるや
2人とも好きな俳優ですし、とくにヘレンミレンが好きすぎて、劇場でご尊顔拝めて私は幸せでした〜
あんなかっこいい女優いる!?って感じ。かっこいい演技が痺れます。
怒った時の目がとっても怖くてセクシー。なんかゾクっとしちゃうんですよね、彼女の目。
私が、REDみたいなアクション映画からANNAみたいなスパイ映画まで、そういうかっこいい作品でのヘレンミレンが大好きなのは彼女の目をたくさん拝めるから笑。
グッドライアーはかっこいい感じの映画ではないけど、後半の怒涛の復讐劇がさまになってて痺れましたよ・・
話も展開もシンプルだけど、ヘレンだからグっときちゃった。
そして最後のイアンの廃人演技も良かった。抜け殻ってまさにこのこと。
最初から最後まで2人の演技にはすごく安心させられました。