なにこれ泣ける。コナン黒鉄の魚影ネタバレと新蘭の私が思ったこと(ついに鑑賞しました〜!)

海外ドラマ「THIS IS US」が面白い。ただの感動ドラマじゃないんよ

リアルな家族ドラマ「THIS IS US / ディスイズアス」に共感が止まらない。そして面白い。

ただの感動ドラマじゃないんよ。

天邪鬼でひねくれ者の私、This is us が家族愛や感動ハッピーゴリ押し作品じゃなかったので、心を掴まれました。

アメリカの社会問題や、家族であっても物凄い確執やトラブル、避けては通れない問題などリアルな描写が詰まりまくり。

お涙頂戴!的なドラマじゃない。だからハマったわけです。

個人的に心に響いた箇所をポイントごとにお話しします。

ちなみに・・・小難しい説明とかはしません(できません)あくまでザ!個人の感想って感じでお話しします。

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リアルな家族ドラマ「THIS IS US/ディス・イズ・アス 36際、これから」が面白いワケ

「家族って良いよね」だけじゃない

最終的には家族愛や人間愛など、「人っていろいろあるけど愛よね・・」なところで終結するんですが、そこに行き着くまでの過程(人間関係や社会問題)がとにかく濃い。

故にリアルで、人によっては自分を重ねて共感する人多そう。

正直「このシーンやテーマ、いる?」と思うところもありましたけど、それもひっくるめての大ボリューム感。

実は私、こういう家族ドラマは結構先入観があって。

いろんな事情あるけど結局は家族っていいよねって言うのを前面に打ち出したようなそんな内容かと思っていたんです。

それにサブタイトルが「36歳、これから」ってあるので、30半ばすぎても人生いいことあるぜってメッセージかと思ったんです(それも含まれてるでしょうが)。

でも思ったより、複雑すぎるんですよこの家族。

36歳(シーズン1の時点)になった三つ子それぞれに問題を抱えているのはもちろんこと、母であるレベッカ、父であるジャック、それぞれに過去に大きな問題があるわけで。

レベッカなんて現在軸では認知症にもなってしまうわけで。

特に家族間の間でも三つ子のランダルとやケヴィンの確執は酷かったですね。家族だからこそ単純に喧嘩して終わりにはならないんだなってつくづく思いました

血は繋がっていてもいなくても、合わないものは合わないってあるし、それを踏まえて相手を尊重することの大切さを痛感します。

自分の主張を貫き通すことの無意味感たるや。

共感が止まらん

人生ってそうだよね….って思うようなセリフがすごく多いんですよね。

個人的には母親レベッカと父親ジャックのセリフがしみじみくるってか。

3つ子を立派な大人に育て上げたレベッカの言葉にはそりゃ重みがあるわけよね。

それ以外にも、いちいち「わかるわぁ」ってセリフをぶっ込んでくる。

いくつか紹介します(正確なセリフではなく、こんなようなこと言ってたよって感じで書きますね)

母親レベッカが息子ランダルに、ランダルの実の母親について謝罪するシーン。(シーズン5)

私がしたことが、あなたをどう傷つけたのか教えて。それで私が泣くのなら、あなたから何を奪ったか知ってるせい

ケヴィンがマディソンから結婚取りやめを話されるシーンにて。(シーズン5)

私を愛していない人とは、結婚できない。皮肉だけど、おかけで自分を大事にしようと思えた。

俺たちだけが苦しんで、世界は回ってるのがイラつく!と、落胆してるケヴィンにケイトが寄り添うシーンにて(シーズン6)

世界が止まれば全てが闇に包まれる。でも止まらなければ、ドアの向こうに光が見つかる。前にも光を見つけたじゃない。兄貴。また見つかるよ。

落ち込んでる父親ジャックに対して母親レベッカがなだめるシーンにて(シーズン6)

記憶はこうやって残る。迷子になった日じゃなくて、パパがサンデー(アイス)を作り枕を床に置いた日よ。それがみんなの記憶に残るの。一日は、やり直せる。

ランダルが娘デジャの恋愛について、妻ベスと話し、「マリク(デジャの彼)に身を引くように言った」と発言するシーンにて(シーズン6)

ロミオとジュリエットの親も失敗して、結局子供が死んだでしょ。どれだけ危険な状況がわかってないみたいね。もし昔の自分が私との交際を禁じられたら? このままだと娘を失うわよ。

ランダルの奥さんベスは超スマートで、ランダルをいつも賢く愛をもって支えます。

ベスの発言はかなり的確で、グサッと正論。私たち視聴者的にもグサッと刺さるシーン多いんですよね。

こんな感じのセリフが大量にあるわけです。

父親ジャックも回想シーンだったり、最後まで良いセリフを放っていました。

「よくこんな素敵なセリフを書いてくださったな」って脚本家サイド?を尊敬せずにはいられない。(字幕担当者にも)

全人類に当てはまるような、人生哲学的なセリフだから多くの人に響くんだろな。

セリフについてはツイッターでとよく投稿を見ますよね。

多様性

キャストの多様性も特徴かなと。これは現実世界の多様性を反映しているなと思いました。

LGBTや身体的障害、身体的特徴、国籍、その他、ありとあらゆる人が出てきましたね。

最初はケイトの体格もびっくりしました。だってドラマってたいてい普通体系のキャストが多いじゃないですか。

良い悪いの話じゃなくて、単純に珍しいと感じました。

これぞ現代のドラマっていうか。

正直、ここまでくると逆に詰め込み感もありましたけど、それだけアメリカのエンタメ界も変わってきているってことかなと思いました。

様々な社会問題も練り込んでいる

先ほどの多様性の話とかぶりますが、BLM問題やコロナ、LGBTなどなど、アメリカの社会問題が、ガッッッッツリ盛り込まれていました。

国は違えど日本にも関係がある問題で、この社会問題の影響を受けている人たちは自分のことのように感じた人もいるはず。

親の介護問題や家族の確執など、私もめっちゃ考えましたもん。

国とか関係ないですからね。

正直リアルな社会情勢を入れなくてもいいんじゃないかな・・とも思いましたが、入れることでより共感されやすいって側面もあるんですよね。

ただ、ドラマの世界観に浸りたい人はかえって冷めてしまう場合もあるけど。

こちらを良い意味で裏切ってくれる話の展開

おそらくこれもテーマの1つに関係してるんじゃないかなと思うんですが、人生なかなかうまくいかないし、自分が予想したとは違う方向に進んでしまうことってあるよねってシーンがすごく多かったですね。

こちらを良い意味で裏切ってくれました。

この2人はずっとくっつくものと思っていたら破局してしまったり。意外なカップル誕生したり。飽きさせない演出、多かったですね。

そもそも家族の一人がシーズンの最初の方で死んでしまったり。

え?っていう、これからどういう展開になるのか全く読めなくて。それが期待にもつながっていたとは思いますが。

母親レベッカが、再婚してしまうなんてこれまたびっくりでした。

後付け感について

このドラマはレベッカの妊娠の時期、出産後、幼少期、思春期、など世代に分かれて物語が進んでいきます。

例えば現在軸で何かトラブルが起きたとする、そして次のシーンで、そのトラブルの根源とされる幼少期のシーンが映る、みたいな展開。

それだけいろんな家族には物語があるわけですが、こういう家族ドラマはいくらでも後付けができるものだと私は思っているんですね。

過去こういうことがあった〜とか、実はこんな闇があったんですよ〜とか。

大型ドラマや人気シリーズ映画だと、この後付け感が大きければ大きいほど「ネタ切れか?」なんてマイナスイメージがつきやすくなるものです。

This is us も少しは後付け感を感じました。コロナの影響もあって、当初は考えていなかったシーンが付け加えられた感もあり。

ただ、シーズンの最初の方で誰か(あえて伏せます)が亡くなるってのは最初から映っていましたし、おおまかな結末は決まっていたように感じます。

その結末にいくために家族のそれぞれの過去の話をストーリー化していくっていう感じでしょうか。

個人的には最後、母親レベッカが列車に乗ってそれぞれの家族と会話しながら思い出をたどっていくシーンが本当によくできていてですね、久々にドラマで感動しちゃいましたよ。

「このドラマ観ていて良かった」と思ってしまうほどでした。

こればっかりは製作側の意図にがっつり乗っかってしまいました。あの演出は最高でしたよ・・・

ありがとう!

This is us が好きな人におすすめの映画・ドラマはこれ

this is us のような人間の内面にフォーカスした作品や人間模様を描いた内容が好きな人におすすめの作品は下記の通り。

グレイズ・アナトミー

医療系の大型ドラマ。舞台は病院ですが、扱う題材が生と死や人間とかなんで、かなりゴリゴリのヒューマンドラマです。

私はかなりハマりました。

ER緊急救命室

ER緊急救命室(完結済)もグレイズ・アナトミーと同じく医療系です。

グレアナ(グレイズ・アナトミーの略称)よりも医療色が強いのですが、やはり医療が現場とあって生と死のテーマは常についてまわります。

さまざまな人間模様に心動かされること間違いなし。

余談ですが、This is us の次に「あ、このドラマ良いな〜」と思ったのがヴァージン・リバー (ネットフリックスのドラマ)です。

この作品、ケヴィンの彼女ソフィ役のアレクサンドラ・ブレッケンリッジが主演です。

まとめ

このドラマの終わりは家族っていいよねって言う感じで終わったかもしれませんが、それだけじゃなくて、家族にはいろんな物語があり、大変なこともいっぱいあり、思い通りにいかない、でもそれもまた人生だよね、な要素がいっぱい。

数々の共感せざるを得ないセリフがいっぱいありました。

単純にお涙頂戴ストーリーで仕立てられすぎてないのが個人的によかったです。

家族ドラマはちょっと…て言う人でもちょっとお勧めしたいなって思いました。

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この記事の著者(私)
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