今回はドッキドキ&ハラハラ!手に汗握る面白い映画のおすすめ作品についてお話ししたいと思います。
王道な作品からちょっとマイナーな作品まで、手に汗かいて「めっちゃスリル満点でハラハラしまくったわどうしてくれる!」と思ったもののみ紹介。
※全て洋画です。
手に汗握るドキドキハラハラ!スリル感満載な映画10選!
皆さんに、ここで紹介する映画を思う存分楽しんでいただきたいので、ネタバレは可能な限り最小限にしています。
アルゴ
概要
監督 | ベン・アフレック |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2012年 |
原題 | Argo |
上映時間 | 120分 |
ジャンル | スリラー、サスペンス |
キャスト | ベン・アフレック、ブライアン・クランストン、アラン・アーキンジョン ほか |
あらすじ
1979年、革命直後のイランで起きたアメリカ大使館人質事件が発生。かろうじて6人の職員が脱出。カナダ大使の私邸に逃げ込むが、このまま見つかれば公開処刑になってしまう。彼らを救出すべく、CIAの人質奪還の専門家トニー・メンデス(ベン・アフレック)が大胆で奇想天外な計画を発案。それは架空の映画企画をでっち上げ、映画撮影にきた6人を出国させるという内容だったのだが…。
私のおすすめポイント
毎度毎度、手に汗握るんだよこの映画!!
誰もが「そんな計画大丈夫なの!?」「そんな内容で本当に彼らを救出できるのか!?」と思ってしまいそうな奇想天外な計画ではあるのですが、途中まではドキドキハラハラしながらもなんとか事は進んでいきます。
ただ、ハプニングはつきものでして。予想外の展開もあるから面白いってもんです。
救出中に度々あっち側にバレそうになるので、その度にハラハラ。「バレそう!ああ・・・バレそう!」的な感じ。
そして最後は絶対絶命ピンチな状況になるのですがこの時のカメラワーク最高よ。どうしてくれる。手汗がやばいのよ。
画面の切り替わり方とか自然で緊迫感がめちゃくちゃ伝わる。
くどいですが、観るたびに毎回私は手汗を握ってしまいますね。
スリーデイズ
概要
監督 | ポール・ハギス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2010年 |
原題 | The Next Three Days |
上映時間 | 134分 |
ジャンル | サスペンス、アクション |
キャスト | ラッセル・クロウ、エリザベス・バンクス、ブライアン・デネヒー ほか |
あらすじ
愛する妻子と共に幸せな毎日を過ごしていた大学教授のジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)。ある日突然、自宅に警察が突入し冤罪で妻が逮捕されてしまう。
無実の妻をなにがなんでも救出させるべく、ジョンは妻のために奔走するのだが…。
私のおすすめポイント
ドキドキハラハラ作品なのに、ちょっと埋もれがちがなこれ。すっごくハラハラして緊張感がすごいんですよ。
冤罪で収監された妻を救い出すためにジョンが必死に働きかけるんですが、罪は晴れぬまま、このままもう元の生活に戻れないんじゃ・・・そして妻もどんどん弱くなっていくんですよ。
そして彼は最終的に脱獄計画を企てるんですが、当然警察に追われるわけで。
そこを巧みにすり抜けていく様は「教授・・頭いい」とちょっとうっとりもしつつ作戦の内容が興味深かかったです。
ただの脱獄劇ではなく、事件と担当する警察官の心情、そして妻の変化や息子との関わり合い等、全体的にテンポが早い展開でありながら大事な見どころはしっかりと詰め込んでるのすごいなって思います。
ドキドキハラハラしつつも構成に違和感やストレスを私は感じませんでした。
崖っぷちの男
概要
監督 | アスガー・レス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2011年 |
原題 | Man on a Ledge |
上映時間 | 102分 |
ジャンル | アクション、サスペンス |
キャスト | サム・ワーシントン、エリザベス・バンクス、ジェイミー・ベル ほか |
あらすじ
冤罪で捕まってしまった脱走囚が自殺をすると見せかけて、自分の無罪を証明するために仲間たちとある計画を実行するのだが…。
私のおすすめポイント
まず最初に言いたいのは、これ絶対日本語のタイトルで損していると思うんですよね・・。安っぽくてこれで「観るのやめとこ」と思う人も一定数いると思うんです。
まぁ、確かにいろんな意味で崖っぷちではあるんですが・・。
私も暇でしょうがないときにたまたま観たらハマったくらいなので、原題の英語タイトルをカタカナ表記したようほうが日本でももっとヒットしただろうに・・と思ってしかたないほどの面白いハラハラ作品なんですよ。
警察に説得されるうちに徐々に男の動機や真相が明かされていく展開は楽しかった。
この作品は気が付いたら手のひらびっしょりでした。
ザ・コール 緊急通報指令室
概要
監督 | ブラッド・アンダーソン |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2013年 |
原題 | The Call |
上映時間 | 94分 |
ジャンル | スリラー |
キャスト | ハル・ベリー、アビゲイル・ブレスリン、モリス・チェスナット、マイケル・インペリオリ ほか |
あらすじ
911緊急通報指令室に少女から通報が入る。オペレーターのジョーダンは指示を出すもあることがきっかけで少女は帰らぬ人となってしまう。深く落ち込んだジョーダンだったが、またしても911に別の少女から電話が。躊躇しつつも対応にあたるジョーダンだったが・・・。
私のおすすめポイント
アクションおド派手な展開はないものの、電話越しに聞こえてくる助けを求める声と担当者の緊迫したやり取りは手汗握るものがあります。
なんと言ってもハルベリー演じるジョーダンの声かけがすっごい演技うまくって。上手に少女をなだめて落ち着かせ、そして的確な指示を出すんです。
でも何事もなく救出されるわけがなく、犯人もそれに抵抗するんだけどこいつが結構なイカレ野郎なワケ。
最終的にジョーダンもとある行動を起こすんだけど、正直ラストの展開は微妙かな〜人によっては最後の展開でめっちゃスッキリした!って意見もあったけど、ジョーダンは司令室を出ないで欲しかったな・・なんて。
エージェント:ライアン
概要
監督 | ケネス・ブラナー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2014年 |
原題 | Jack Ryan: Shadow Recruit |
上映時間 | 106分 |
ジャンル | アクション・サスペンス |
キャスト | クリス・パイン、キーラ・ナイトレイ、ケヴィン・コスナー、ケネス・ブラナー ほか |
あらすじ
世界を揺るがす大規模なテロ計画を阻止するため、経済アナリストのジャック・ライアンはCIAから潜入捜査の指令を受ける。捜査の鍵を握る謎めいた実業家とのディナーに婚約者を同席させるが、スパイと見破られ彼女が拉致されてしまう。
私のおすすめポイント
CIA分析官の映画なんで、このスパイ映画おすすめページに追記しようと思ったのですが、スパイ映画とするのも微妙な内容なので、ここのページにしました。
全体としてはCIA分析官が潜入捜査のお話・・なんですが恋愛部分は多め。キーラナイトレーのご尊顔が見れるので個人的には満足(笑)というかキーラ目当てで観てる人絶対多いと思う(笑)
でもシリアスな要素、スパイ映画ならではの細部にこだわった設定を重視する人には物足りなさが残ると思う。
最後のクライマックスでドキドキハラハラ展開はあります。
ネタバレ感想は以下にまとめました。
ちなみにこの映画、実はドラマバージョンもあるんです。それがアマゾンオリジナルドラマの「ジャックライン」。
現在シーズン3まであって個人的にはシーズン1は面白かったけどシーズン2は微妙って感じ。トムクランシー好きにはおすすめですけど。
パニックルーム
概要
監督 | デヴィッド・フィンチャー |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2002年 |
原題 | Panic Room |
上映時間 | 113分 |
ジャンル | パニック、スリラー、サスペンス |
キャスト | ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー、ジャレッド・レトー、クリステン・スチュワート ほか |
あらすじ
ニューヨーク、マンハッタンの高級住宅地に引越し先の下見に来たメグと娘のサラ。そこで案内された4階建てエレベーター付きという豪華な物件。そこには厳重に守られた “パニック・ルーム” という小さなスペースが設置されていた。無事に入居が完了し、新たな生活をスタートするのだが・・。
私のおすすめポイント
デヴィッド・フィンチャー監督の作品がちょっと好きなので個人的にハマったハラハラ作品。ドキドキハラハラ作品の入門としても挙げられる映画のようですね。
ジョディフォスター演じるメグが家に侵入してきた強盗団とパニックルーム越しに戦うのですが心理戦を交えて立ち向かう展開がちょっと面白い。でも犯人がたまにマヌケ行動しでかすのでそういった場面ではちょっと拍子抜けしてしまいます。
内容がシリアスなので犯人たちも高度なテクニックを使ってきてたらもっと「おぉぉ」という気持ちになれたなと。
パニックルームは頑丈で守られた部屋ではあるけれど、ずっとそこにはいられない状況が出てくるわけで。娘のピンチや、マヌケながらもいろいろ仕掛けてくる犯人のせいで。
全体的にハラハラシーンは散りばめられていますが、メグが決死の覚悟でパニックルームを出るシーンは特に緊迫感あってかなりハラハラします。
あと当時は子役だったクリステンスチュワートが出ているんですよ。トワイライトで一気に人気となった彼女でしたが、本作に出演した時から美人さはぷんぷんでてました。
クーデター
概要
監督 | ジョン・エリック・ドゥードル |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2015年 |
原題 | No Escape |
上映時間 | 101分 |
ジャンル | スリラー |
キャスト | オーウェン・ウィルソン、ピアース・ブロスナン、レイク・ベル ほか |
あらすじ
ジャックは家族で東南アジアのとある国に水道事業のために赴任。しかし、その国で突如クーデターが勃発してしまう。彼らの標的は外国⼈で、街中の外国人とみられる人々が無残に衝撃された。
私のおすすめポイント
ドキドキハラハラ作品としてちょっと穴場な映画かと思います。
全然期待していなかったのですが、正直若干B級感はありながらも終始ヒヤヒヤを味あわせてくれたので紹介。
皆殺しにする!と叫びながら人が襲ってくるわけで、しかも自分には愛する家族がいる。必死に逃げ惑うわけですが地域全体が敵だらけで一体どう逃げんのよ!って感じ。一難去ってまた一難でこれの連続。だから終始心臓バクバク・・笑
何度も窮地に立たされ、途中強力な助っ人(ピアーズ・ブロスナン)が現れる。正直彼にはもっと活躍して欲しかったけど。
大きなひねりや意外な展開は少なく、こういった逃げる系のパニック映画を見慣れている人からしたら途中からなんとなく展開は読めてしまうかも。
それでも手に汗握るのは間違いないのでおすすめです。
アイアムレジェンド
※アイアムレジェンドは通常エンディングと別エンディングとありますのでご注意ください。
概要
監督 | フランシス・ローレンス |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2007年 |
原題 | I Am Legend |
上映時間 | 100分 |
ジャンル | スリラー |
キャスト | ウィル・スミス、アリシー・ブラガ、ダッシュ・マイホック、チャーリー・ターハン ほか |
あらすじ
謎の治療不可能なウイルスによって、人類滅亡の危機にさらされるニューヨーク大都市が舞台。ウィルスミス演じる主人公のネビル中佐はたった一人で謎のウィルスの研究解明に努め愛犬サムとニューヨークで暮らしていた。やがて生き延びた親子に遭遇する。
私のおすすめポイント
ゾンビ映画に近いのですが、正確にはゾンビではなく”謎のウィルスに感染しゾンビっぽく変化してしまう存在から逃げる系のパニック映画”です。
まだ観たことない人でゾンビ系作品が好きな人にお伝えたいしたいのが、登場するゾンビ(ゾンビではないのだけど、ここではゾンビと言われてもらいます)の特徴。
いわゆるゾロゾロノロノロ系のゾンビではありません。
【ゾンビのように腐敗した容姿はしていない=髪は抜け落ちてスキンヘッドだけど人間に近い容姿】【光(紫外線?)が苦手で日中は行動できない】【頭がいいゾンビもいる】【超凶暴】【身体能力がずば抜けて高い】って感じ。
身体能力が高いゾンビってヤバすぎでしょ。
見つかったら人間一人では敵わないので、ネビル中佐は日中しか行動していなかったんですね。
でも頭のいいゾンビが罠を仕掛けたりして、最終的には自宅を特定されてしまうのです・・・。
ゾンビ系映画のようですが、超凶暴なゾンビ故にハラハラドキドキします。
そしてこのアイアムレジェンド、別エンディングがあるのをご存じですか?
あるんですよ。別の結末が。(アナザーエンドってやつ?)
詳しくは別ページにまとめましたのでよかったらご覧ください。
ワールド・ウォーZ
概要
監督 | マーク・フォースター |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2013年 |
原題 | World War Z |
上映時間 | 116分 |
ジャンル | スリラー |
キャスト | ブラッド・ピット、ミレイユ・イーノス、ダニエラ・ケルテス ほか |
あらすじ
ジェリー(ブラッド・ピット)と妻、そして2人の娘はある日交通渋滞にはまってしまう。異様な雰囲気に気づき遠くへ目線をやると、人間ではない”何か”を目にしてしまう。街中はパニックに陥る。家族を守るために元国連捜査官として調査に出発する。
私のおすすめポイント
これもいわゆるゾロゾロノロノロゾンビ系ではないし、ウイルス系なので元は人間。ただし、めちゃくちゃ走ります笑
アイアムレジェンドの出てくるゾンビ並みの凶暴さ。
ゾンビって走ったり凶暴だと映画としてのドキドキハラハラ感、緊張感は増しますよね。
そしてこの作品をおすすめしたいのがクライマックス。対ゾンビで武力をぶつけてやっつけるのではなく、ウイルスが元凶なのだらそれに対抗するワクチンを作れば可決するってわけなんで、自身の体を利用してとある賭けにでるわけです。
(アイアムレジェンドもそのワクチン作りに主人公は取り組んでいたのです)
「このクライマックスの展開は予想してなかったわ」そう感じました。
襲ってくるゾンビから逃げる展開も他の作品とはちょっと違うのです。新鮮ですよ。なのでゾンビ映画に飽きたわ…って人にこそ観てほしい作品です。(ゾンビではなくウイルスですが)
ライフ
概要
監督 | ダニエル・エスピノーサ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 2017年 |
原題 | Life |
上映時間 | 104分 |
ジャンル | SF、パニック |
キャスト | ジェイク・ギレンホール、ライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之 ほか |
あらすじ
6名の宇宙飛行士が火星で発見した、謎の未確認生命体。それはカルビンと名付けられた。見た目はとても小さく、そして知能と筋肉がある。カルビンは次第に成長し飛行士たちを次々と襲ってしまう。
私のおすすめポイント
カルビン気持ち悪すぎるし、成長速度速いし、知能ずば抜けて高いし、宇宙ならではの生物って感じ。未知数ですよね。
しかもエイリアンやゾンビって知能を持ち出すと一気に恐怖が増幅される。
「アホなままでいてくれ、そうすればこちらも対抗できるから」って感じ。でもそれだとつまらないんですよね。このゾンビ系エイリアン系作品が飽和した近年だと。
キャストがかなり豪華なのでB級感な感じではないだろうと期待していましたが、最後のどんでん返にしかり、カルビンの知能性の高さにしかり、意外性に富んだ新しいエイリアンパニックムービーだと思いました。
繰り返しますが最後のドンデン返しの展開も面白い。予想していなかったので「えっっっ」って思いました。
人によってはちょびっと胸糞かも。展開にも絵面にも。でもこの終わり方、嫌いじゃない笑
ちなみにジェイクギレンホールが好きな人にはプリズナーズってサスペンス映画もおすすめ。
以上で紹介は終わります。
この中でもとくに「スリーデイズ」と「ワールドォーZ」は精神的にけっこうヒヤヒヤしながら観れたな〜と思ってて個人的に好きですね。
今後も増えていくと思うので、随時更新予定です^^